【ヴィノス 91 - 93点】
アルヌー ラショー クロ ド ヴージョ グラン クリュ 2012 Arnoux Lachaux Clos de Vougeot フランス ブルゴーニュ 赤ワイン

商品番号 2009-2-015
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販売価格 ¥ 47,800 税込
メンバー価格 ¥ 28,800 税込
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特級畑の古樹から生み出される、濃密さとフィネスに満ちた味わい

特級畑クロ・ド・ヴージョの傾斜上部に位置する小区画の平均樹齢65年の古樹のブドウを使用しています。古樹ならではの凝縮感ある果実味と上質な酸を備えた、しっかりとしたストラクチャーが魅力です。

生産者
アルヌー ラショー
Arnoux Lachaux
ワイン名
クロ ド ヴージョ
Clos de Vougeot
ヴィンテージ
2012
容量
750ml
解説
ヴィノス: 92点
予想される飲み頃:NA

(50% vendange entier): Bright medium red. Candied red cherry and redcurrant aromas are accented by pepper and fresh herbs. Juicy, spicy and bright, showing lovely cut and energy to the red fruit and mineral flavors. The youthfully firm tannins are a bit tough today but the finish displays attractive floral lift.
(Vinous, January 2014)

若きシャルルの作る『ミニ・ルロワ』

アルヌー ラショー Arnoux Lachaux

ロバート・パーカーはブルゴーニュを評価していたはるか昔、ヴォーヌ・ ロマネのロベール・アルヌーを、「ミニDRC」と呼びました。アルヌー・ラショーに名前を変えて、当主パスカル・ラショーの長男シャルルが参画して革新を進める今、ドメーヌ・アルヌー・ラショーは「ミニ・ルロワ」と呼んでいいかもしれません。
ブルゴーニュでは、新世代の若手が意欲的なワイン造りで、父とは異なるワインを産み出しています。ビオディナミへの転換、醸造過程での亜硫酸無添加や全房発酵の導入などが主な手法ですが、ドメーヌ・アルヌー・ラショーのシャルル・ラショーは中でも先頭を走っている1人です。

シャルルの父パルカル・ラショーは2012ヴィンテージから、息子にワイン造りのすべてを任せ、口出しはせずに好きなようにさせました。30歳のシャルルは4年前に飲んだ、ドメーヌ・ルロワに衝撃を受けて変わってきました。

「ヴィラージュのワインだったが、それまでに飲んだ中で最高のワインだった。エモーションにあふれていた。彼女の栽培手法を批判する人が多かったが、目を見開かされた」

ラルー・ビーズ・ルロワと親交を深めて、夏季に伸びた新梢の先端を切る摘芯(ロニャージュ)を行わないようになりました。ルロワの畑でみられるように伸びた枝を編み物のように束ねるトリコタージュをしています。枝の先端は成長に必要なエネルギーを生み出す器官が集中しており、これにより、光合成が活発になり、より多くのエネルギーがそれぞれのブドウに行き渡ります。 キャノピーの管理は早熟を促し、ブドウが完熟しても糖度が低い状態で収穫できるという利点があります。現在、ルロワとドメーヌ・ビゾのジャン・イヴ・ビゾがこの管理方法を実践しています。

このキャノピー管理には、2倍の時間と4倍の作業員が必要ですがそれだけの価値はあります。アルヌー・ラショーのワインは、驚くほどのエネルギーとエレガンスを備えており、ヴォーヌとニュイを最もよく表現しているワインに仕上がっています。
「年々、人手が必要になっています。仕事は正確に、手作業で行わなければなりません」とシャルルは語っています。


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