Bright ruby. Slightly compact aromas of black cherry, licorice, menthol and dark chocolate. Very ripe on the palate but with terrific inner-mouth tension, showing as much red fruits as black and therefore a bit less heavy than usual for this cru, which Mounir Saouma says is normally a bit too Cote-Rotie-like for his taste. The fine-grained but firm tannins spread out horizontally and build, with late notes of cocoa powder and violet emerging. Good verve here. (Vinous, Jan 2018)
オリを生かした非介入的なアプローチでテロワールを表現する人気のミクロネゴス
ルシアン ル モワンヌ
Lucien le Moine
トラピスト修道院で学んだサウマ氏は、現代のように技術も道具も充実していなかった昔ながらの伝統的なワイン造りを実践しています。彼は醸造中に亜硫酸を添加しません。
白ワインも赤ワインも、オリ引きせずオリと共に2年間樽に入れたまま熟成させます。 彼は圧搾した果汁を試飲して、気に入ったものだけ購入し、栽培や発酵に注文はつけないそうです。
通常のネゴスはデブルバージュ(静置)後に引き取りますが、「オリが大切」という彼のワイン造りに対する哲学のもと、購入後の果汁はオリとともに樽詰めしてもらい引き取っています。 グラン・クリュとプルミエクリュ中心に、少量で多くのアペラシオンを手がけており、 1つのクリマに対して造るワインは1、2樽程度で、全体の生産量は多くても100樽を切っています。
世界的に著名な評論家やワイン愛好家の評価の高い「ルシアン・ル・モワンヌ」のワインは、少量生産のため、気になったワインがございましたら早めのご購入をおすすめします。