OLIVIER BERNSTEIN オリヴィエ バーンスタイン
樹齢60年から80年のぶどうから造る確かな品質
英国で人気に火がついたオリヴィエ・バーンスタイン。選りすぐった多くの区画からブドウを購入して少量生産する世界的に注目されているミクロネゴスです。生産量が少ないので、今や入手困難な造り手の一人です。「マジ・シャンベルタン」と「ジュヴレ シャンベルタン レ シャンポー」はオリヴィエ自身が購入した区画の畑からつくられたワインです。
CHAMBERTIN
シャンベルタン
オリヴィエ・バーンスタインのフラッグシップワイン
2017年は4樽のみ生産。 2017年のシャンベルタンはオリヴィエ・バーンスタインのフラッグシップワインで、荘厳なクロ・ド・ベーズよりもストラクチャーと力強さを感じさせます。飽和した果実、スパイスの効いた土、ブラックベリーが深く混入したパワーのあるシャンベルタンです。素晴らしいフェノールの熟度、信じられないほどの凝縮感と持続性を持っています。非常に長い余韻を持つワイン。
CHAMBERTIN CLOS DE BEZE
シャンベルタン クロ ド ベーズ
0.3haの区画から造られる素晴らしいクロ・ド・ベーズ
0.3haの区画から造られるこの素晴らしいクロ・ド・ベーズは、80%の全房で造られ、100%の新樽を使用しています。甘く熟したブラックチェリーとブラックベリーの果実味、スパイシーなオークのニュアンスがよく調和しており、ピリッとした酸味、印象的な余韻の長さを持っています。
CHARMES CHAMBERTIN
シャルム シャンベルタン
驚くほどの凝縮感のあるシャルム
ブラックチェリーとカシスの果実を感じるアロマとスパイスやたばこのなどの香りもあり、濃厚でありながら熟したタンニンと余韻の長さを持つ力強いワイン。
GEVREY CHAMBERTIN
ジュヴレ シャンベルタン
繊細で正確な口当たり、素晴らしいフィネスを持つ
カルジョ、エポワンチュール、エヴォセルの3つのヴィラージュの畑のぶどうから造られています。熟した果実、燻製肉などの魅力的な香りを持ち、口に含むと濃い果実味やコーヒーなどの複雑な味わいがあります。ヴィラージュワインとしては素晴らしいフィネスを持っています。
GEVREY CHAMBERTIN LES CAZETIERS
ジュヴレ シャンベルタン レ カズティエ
熟成後はエレガントで複雑で緻密なワインとなる
「レ カズティエ」の面積は10.07haで、半分は樹齢80年のブドウを栽培しています。ジュヴレ・シャンベルタン城からほど近い場所にあります。若くて控えめなので、数年の熟成が必要です。熟成後はエレガントで複雑で緻密なワインとなり、ミネラル感と余韻の長さが素晴らしいワインになります。豊かさと深みがある。今後5年は飲めるが、長期熟成が可能なワイン。
BONNES MARES
ボンヌ マール
素晴らしい力強さを持つワイン
赤い果実、ウッドスモーク、ミネラル、下草などの複雑なアロマで、シルキーで調和がとれており余韻楽しめる楽しめるるワインです。
CLOS DE VOUGEOT
クロ ド ヴージョ
樹齢80年の非常に古いぶどうの木
「黒系果実、湿った土のアロマと風味を持つ力強いワインです。洗練されたタンニン、果実味と酸がしっかりと融和しています。
CHAMBOLLE MUSIGNY LES LAVROTTES
シャンボール ミュジニー レ ラヴロット
2017年は4樽のみ生産の希少なシャンボール
2017年は4樽のみ生産。チェリー、ラズベリー、甘草、シナモンなどのスパイス系の香りを持ちうまく調和がとれています。クリーミーなテクスチャーを持ち、フレッシュな酸味と素晴らしいストラクチャーのある仕上がりです。
CLOS DE LA ROCHE
クロ ド ラ ロッシュ
エレガントなブーケを持ち長く滑らかな余韻が続く飲み頃を迎えたワイン
豊かで深みがあり、風味豊かで、力強さと繊細さが調和しています。果実と花、甘草、スパイス、などのエレガントな香りが広がります。口に含むと、繊細でベルベットのような質感を持つタンニンと甘く熟したラズベリーや野生のイチゴの果実味とのバランスが素晴らしく、余韻も長くしっかりと楽しめます。
オリヴィエ・バーンスタインの稀少な白を封入したワインセット
白と赤を上手に造れる生産者は少ないと言われるブルゴーニュにおいて、両方をうまくこなすのが「オリヴィエ・バーンスタイン」です。2011年を最後にやめた「ピュリニー モンラッシェ プルミエ クリュ シャン ガン」ほかグランクリュとプルミエクリュをセットにしてお届けいたします。
CLAUDE DUGAT クロード デュガ
その完成度の高さから世界中のワインラヴァーを虜にするジュヴレ・シャンベルタンのトップ・ドメーヌ
ジェヴレ・シャンベルタンの傑出したワイン生産者であるクロード・デュガを抜きにして、このアペラシオンを語ることはできません。 生産者というよりも、彼はジェヴレ・シャンベルタンのワインの品質とスタイルの真の保護者といっても過言ではありません。「ブドウの出来がすべて」と語る人は数多くいますが、クロード・デュガほどその言葉に真実味のある造り手はいないのです。彼のフルーティーで肉質的で濃密なスタイルは、ドメーヌの評価を高めています。彼のワインは、ピノ・ノワールの鮮やかな果実味とジェヴレ・シャンベルタンの力強いテロワールがうまくリンクした素晴らしいワインで、カルト的な地位に見合う品質を持っています。
ジャスパー・モリスMWは、「クロード・デュガのワインは、抽出のし過ぎを感じさせない、非常にリッチで濃縮されたワインです。若いうちに魅力的なワインになるような豪華な外観がありますが、明らかに熟成に向けて造られているワイン」と評しています。
CHARMES CHAMBERTIN
シャルムシャンベルタン
豊満なスタイルで知られるシャルム シャンベルタン
マゾワイエールではなく本当のシャルムに区画を所有するクロード・デュガ。シャルム・シャンベルタンはジュヴレのグラン・クリュの中でも豊満なスタイルで知られますが、デュガのこのワインも同様です。ただし、キメの細かなタンニンが絶妙のテンションをもたらし、骨格を形成しています。開くのは比較的早いですが長期熟成のポテンシャルが高いワインです。
LAMARCHE ニコル・ラマルシュ/フランソワ・ラマルシュ
父の遺業を継ぐ 才女による改革でますます評価が上がる名門ドメーヌ
2013年のフランソワの死以降も、ドメーヌの名に父の名を残してきましたが、2018年ヴィンテージより自らの名を冠したドメーヌ・ニコル・ラマルシュとしてリリースを始めます。
先代のフランソワ・ラマルシュは1985年の彼の父の死去に伴い、ドメーヌを引き継ぎました。彼の一番の功績は、北はロマネ・コンティとラ・ロマネの畑、南はラ・ターシュの畑に挟まれながら1級だった「ラ・グランド・リュ」のモノポール畑を1992年にグラン クリュに昇格させたことです。
ドメーヌはほかに「グラン・エシェゾー」「エシェゾー」「クロ・ド・ヴージョ」の3つのグランクリュを所有しています。またその他一流のヴォーヌ ロマネの1級畑を所有しています。
ドメーヌを軌道に乗せるためには、何年にもわたって努力が必要でしたが、その努力は1999年ヴィンテージから顕著にあらわれるようになり、ニコルが醸造学の課程を修了して父親のドメーヌに加わってから2年後の2005年からはワインに正確さ、精緻さが加わるなど劇的に進歩していきました。畑の栽培方法を有機栽培に変更し、樽の供給元を変更して新樽の使用量を減らすなどワイナリーの設備も変えていきました。 ラマルシュのワインは、2007年からすでにニコル主導で醸造されていました。
ニコルの目標は、それぞれのワインのテロワールを尊重し、伝統的なブドウ栽培を維持することです。 ラマルシュは今では一流のドメーヌとなり、ワインは力強さよりもテロワールを最大限に尊重した醸造が行われています。 クライブ・コーツ(MW)の著書からの言葉を引用すると、「これは今や三ツ星ドメーヌだ!」とのことです。
LA GRANDE RUE
ラ グランド リュ
ラ・ターシュとロマネ・コンティの間に位置する特級畑
ヴォーヌ ロマネの南端に位置するわずか1.65ヘクタールの土地をカバーするラ・グランド・リューは、フランスで最も小さなAOCの一つです。コート・ドールの斜面を走る細長い畑で、幅はわずか30mです。一方はロマネ・コンティとラ・ロマネ、もう一方はラ・タッシュに挟まれています。1930年代にグラン・クリュの地位を得られなかったのは、土地の質に基づくものではなく、政治的な理由によるものではないかと言われています。
1970年代に品質は大きく落ち込み、1990年代になってから再び向上し始めました。その評価は、ニコルが醸造に加わってからは顕著で各評価誌においても常に90点台がつけられるほどになりました。
素晴らしい畑を所有しながらも、ラ・グランド・リューのワインが他のグランクリュのワインと比べて安価で売られていることの理由として過去の品質低下がよく挙げられています。 しかし最近の評価を鑑みますとこのワインの価格もそのうち手の届かなくなるかもしれません。
フランソワ ラマルシュ |
VOSNE ROMANEE LES CHAUMES
ヴォーヌ ロマネ プルミエ クリュ レ ショーム
ラ・ターシュの南東、マルコンソールの下に位置する1級畑
ラ・ターシュの南東、マルコンソールの下に位置する1級畑。やや粘土が強くなり、リッチなボディのワインとなる。豊かで肉付きの良い赤いベリー系果実の芳醇な香りとスパイシーな余韻を感じるワイン。ヴォーヌのプルミエ・クリュの中でも下層に位置するショームは、非常に幅が広く、熟した、ふっくらとしたワインを生み出しています。
ラマルシュ家所有のグランクリュ、プルミエクリュ畑
ARNOUX LACHAUX アルヌー・ラショー
若きシャルルの造る『ミニ・ルロワ』 アルヌー・ラショーのエレガントなワイン
ロバート・パーカーはブルゴーニュを評価していたはるか昔、ヴォーヌ・ ロマネのロベール・アルヌーを、「ミニDRC」と呼びました。
アルヌー・ラショーに名前を変えて、当主パスカル・ラショーの長男シャルルが参画して革新を進める今、ドメーヌ・アルヌー・ラショーは「ミニ・ルロワ」と呼んでいいかもしれません。
ブルゴーニュでは、新世代の若手が意欲的なワイン造りで、父とは異なるワインを産み出している。ビオディナミへの転換、醸造過程での亜硫酸無添加や全房発酵の導入などが主な手法ですが、ドメーヌ・アルヌー・ラショーのシャルル・ラショーは中でも先頭を走っている1人です。
シャルルの父パルカル・ラショーは2012ヴィンテージから、息子にワイン造りのすべてを任せ、口出しはせずに好きなようにさせました。30歳のシャルルは4年前に飲んだ、ドメーヌ・ルロワに衝撃を受けて変わってきました。
「ヴィラージュのワインだったが、それまでに飲んだ中で最高のワインだった。エモーションにあふれていた。彼女の栽培手法を批判する人が多かったが、目を見開かされた」
ラルー・ビーズ・ルロワと親交を深めて、夏季に伸びた新梢の先端を切る摘芯(ロニャージュ)を行わないようになりました。伸びた枝を編み物のように束ねるトリコタージュをしています。枝の先端は成長に必要なエネルギーを生み出す器官が集中しているからです。房が小さくなり収量は落ちました。ルロワとドメーヌ・ビゾのジャン・イヴ・ビゾが行っています。
Romanee St.Vivant
ロマネ サン ヴィヴァン
ロマネ・コンティのすぐ下の区画で南側はラ・グランドリュという恵まれた立地から造られるアルヌー・ラショーのフラッグシップワイン
ロマネ・サン・ヴィヴァンはアルヌー・ラショーのフラッグシップワインです。ロマネ・コンティのすぐ下の区画で特級畑ラ・グランド・リュに隣接した0.375haの区画を所有しています。樹齢100年近い畑を馬で耕作しています。2017年は3.5樽生産。30%新樽、100%全房使用。
DRCに匹敵するフィネス
花畑にいるような華やかな香り、ブラックラズベリー、カシス、万華鏡のような多面性と深みをたたえています。開放的で、DRCに匹敵するフィネス、どこにも角がない球体的なバランス感。全房発酵からくるうまみが乗っていて、控えめでエネルギッシュ、素晴らしい幅とストラクチャーを持ち、少なくとも30年以上熟成させることができる超熟ワインです。
Echezeaux Grand Cru
エシェゾー
特級畑エシェゾーの中でもボーモンに隣接する『ルージュ・デュ・バ』の0.8haから造られる極上品
アルヌー・ラショーが所有する区画は、エシェゾーの中でも中腹の斜面にあるルージュ・デュ・バと呼ばれる表土の薄い小区画。標高約270~280mにある、東向きの日当たりの良いテロワールから、糖度と酸をしっかりと保持したブドウが成熟します。力強い濃密な果実味に引き込まれ、きめ細かなタンニンと繊細なミネラルが調和したエレガントな表情に魅了される、極上のエシェゾーです。
Clos de Vougeot Grand Cru
クロ・ド・ヴージョ
特級畑の古樹から生み出される、濃密さとフィネスに満ちた味わい
特級畑クロ・ド・ヴージョの傾斜上部に位置する小区画の平均樹齢65年の古樹のブドウを使用しています。古樹ならではの凝縮感ある果実味と上質な酸を備えた、しっかりとしたストラクチャーが魅力。
Nuits-Saint-Georges 1er Cru Clos des Corvees Pagets
ニュイ サン ジョルジュ クロ デ コルヴェ パジェ
小石をほおばるような硬質なミネラル感に富むうまみが豊かなワイン
小石の多い土壌と高い樹齢のために収量は少なく、この村にしては異例なまでのミネラル感のあるワインとなります。小さな赤い実のアロマにバラを思わせるフローラルさ。口当たり優しく、キメ細かなタンニン。
Nuits Saint Georges Les Poisets
ニュイ サン ジョルジュ レ ポワゼ
熟していながらもフレッシュな果実味の香りを楽しめるワイン
「レ・ポワゼ」は、ニュイ・サン・ジョルジュ・レ・カイユの下に位置します。このワインは、樹齢60年の古木のぶどうを使用し、100%の全房発酵を行って造られます。熟していながらもフレッシュな果実味の香りを楽しめます。口に含むと、フレッシュで洗練されていて、なめらかで非常にバランスが取れています。一般的なニュイ・サン・ジョルジュよりもエレガントで、きれいなミネラル感と香りをもつワインです。
Nuits Saint Georges
ニュイ サン ジョルジュ
豊かな土壌のアロマと、とろけるようなタンニン
ニュイ・サン・ジョルジュの北(ヴォーヌ・ロマネ側)に位置する7つの異なる畑のブレンド。平均樹齢50年の古木のぶどうです。 レッドチェリー、スパイスなど豊かな土壌のアロマが広がり、しなやかで、ジューシーで香り高く、とろけるようなタンニンに包まれています。後味はしっかりとしたパンチと持続性がありますがエレガントさもあわせもつヴィラージュワインです。
JEAN GRIVOT ジャン・グリヴォ
真の深みと気品を持った素晴らしいワイン
グリヴォ家はヴォーヌ・ロマネの最高の生産者の一人として古くから定評があり、戦前から自社でワインをボトリングしています。 グリヴォ家は世代交代を信条としており、1987年にエティエンヌが父ジャン・グリヴォの後を継ぎ、そして2017年にはエティエンヌとマリエルの娘マチルドが両親の後を継いでいます。2000年代半ば以降、収量を減らし、畑やセラーでの作業を調整することによって、品質を高め続けています。
エティエンヌが責任者となり、畑やワイナリーの細部にまで気を配り始めて以降、ドメーヌは以前に比べてより凝縮したスタイルへと変化しました。彼の勤勉さがドメーヌの評判を上げてきたといっても過言ではありません。
コートドニュイに所有する22のアペラシオン(赤18)をカバーする15haの畑には、平均樹齢45~50年のブドウの木が植えられています。 環境への影響を最小限に抑えた栽培をモットーとしており、畑では化学薬品の使用をできるだけ避けています。そしてリシュブール、エシェゾー、ボー・モン、スショの各地区の畑では、馬で耕し土壌への影響を最小限に抑えるようにしています。 グリーン・ハーベストを行い果実の質を高めるなど、畑やセラーで最善の方法を実践し、純粋さ、新鮮さ、正確さを備えたワインを造りだしています。
VOSNE ROMANEE 1ER CRU LES BEAUX MONTS
ヴォーヌ ロマネ プルミエ クリュ レ ボー モン
長期熟成にも十分耐えるストラクチャー
グラン クリュ エシェゾーの近くに位置する1級畑。ラズベリーやチェリーなど赤い果実が甘美に香り、豊満でまろやかな風味。さほど熟成させずとも、若いうちから充実感のある果実味を堪能できるクリマ。その一方でもちろん、長期熟成にも十分耐えるストラクチャーをもつ。
VOSNE ROMANEE 1ER CRU LES CHAUMES
ヴォーヌ ロマネ プルミエ クリュ レ ショーム
ヴォーヌ・ロマネらしいエレガントさ
カシス、ダークベリー、ウッドスモーク、花のアロマなど濃厚で香り高いブーケを持っています。新樽の繊細なタッチに囲まれています。ベルベットのように滑らかで包み込まれるような味わいで、繊細なタンニン、ジューシーな酸、長い余韻があります。
NUITS ST.GEORGES LES BOUDOTS
ニュイ サン ジョルジュ レ ブド
時間をかけて美しく熟成していくための気品とストラクチャーを持つ
ワインアドヴォケイトを初めとして著名な評価サイトにおいて、92~94点を獲得している評価の高いワインです。赤系果実、甘草、スパイス、皮などのフレーバー。 熟した果実味が豊かで、ミディアムウェイトで明るい酸味と上質なタンニンが感じられます。30~60%の新樽で熟成させることで、バニラ、トースト、シナモン、ジンジャーなどをブレンドしたスパイスのニュアンスが感じられます。濃厚でスパイシーなフィニッシュは、ニュイ・サン・ジョルジュでありながらヴォーヌ・ロマネのテロワールを感じることもできます。
ニュイ サン ジョルジュ レ ブド 1er クリュの畑は、「レダモド」の真下に位置しヴォーヌ ロマネの「マルコンソール」と隣接しています。標高が低くなるので表土が深く砂利も少なくなるため、どちらかといえばヴォーヌ ロマネに似た仕上がりになり、よりリッチでコクのあるワインを生み出しています。
ALAIN HUDELOT NOELLAT アラン・ユドロ・ノエラ
今や伝説となった幻のドメーヌ『シャルル・ノエラ』の偉大な畑を受け継ぐドメーヌのひとつ
優美でテロワールが透けて見えるかのようなピュアさと洗練さ
シャルル・ノエラの孫娘オディールは、ルロワがドメーヌを買収する前に畑を相続していた。彼女はシャンボル・ミュジニー出身のアラン・ユドロと結婚し、1964年、ヴージョにドメーヌ・アラン・ユドロ・ノエラを構えた。夫婦の孫のシャルル・ヴァン・カネットが、2008年にドメーヌを継承し、醸造長のヴァンサン・ムニエと共に切りまわしている。シャルルは1988年生まれ。ニュージーランドで修業し、ドルーアンやジャン・ルイ・トラペでも働いた。リシュブール、ロマネ・サン・ヴィヴァン、クロ・ド・ヴージョなどルロワと同じクリマも有し、柔らかい抽出から優雅なワインを造っている。
ロマネ・サン・ヴィヴァン、リシュブールの特級畑を筆頭に樹齢50年を優に超す古樹が植わるコート・ド・ニュイのそうそうたる畑を10ha有する。1962年のドメーヌ設立後30年以上に渡りアラン・ユドロ氏により運営された後、現在は孫息子シャルル・ヴァン・カネット氏に代替りし、従来からのドメーヌのスタイルである優美でテロワールが透けて見えるかのようなピュアさと洗練さに一層と磨きがかかる。
Nuits-Saint-Georges 1er Cru Les Murgers
ニュイ・サン・ジョルジュ・レ・ミュルジェ
ニュイ・サン・ジョルジュ的な濃厚さと肉付きを持ちながら、ヴォーヌ・ロマネに近いクリマらしいエレガンスも感じられるワイン
オー・ミュルジェはニュイ・サン・ジョルジュの北の丘に位置する秀逸な1級畑。ニュイ・サン・ジョルジュの力強さにヴォーヌ・ロマネのエレガンスが加味される。果実味の豊かさとともに酸味のフレッシュさ、そしてキメ細かなタンニンをもちながら、喉越し滑らか。
Jean Jacques CONFURON ジャン ジャック コンフュロン
「シャルル・ノエラ」が所有していた最高の畑を含め全区画を有機栽培に転換
このドメーヌは8ヘクタールの畑から造られる12クリュの中に、非常に古いブドウの木を持っています。特筆すべきは、ロマネ・サン・ヴィヴァンのブドウは1929年に植えられたもので、シャンボール・ミュジニー村周辺の所有地も非常に古いものです。
ドメーヌJ.J.コンフュロンは現在ジャン・ジャック・コンフュロンの娘ソフィー・ムニエとその夫であるアラン・ムニエによって運営されています。夫妻は1988年に経営を引き継ぎ、1991年からは有機栽培に転換しています。ドメーヌの起源はヴォーヌ・ロマネのノエラ家であり、ブドウの木は何世代にもわたって女性側に受け継がれてきたものです。
ドメーヌJ.J.コンフュロンのワインは、深みがあり、ベルベットのように滑らかで絹のような味わいです。
これは単に素晴らしい畑を所有しているというだけではなく、アランとソフィーが畑やセラーでたゆまぬ努力を惜しまず仕事をしてきた結果です。特にシャンボール・ミュジニーのコンフュロンの区画は樹齢80年でドメーヌの中で最も古く、アランは2003年から一貫して馬で耕しています。セラーは1989年に全面的に更新され、空気圧プレスや温度管理された発酵システムなど最新の技術を備えています。
それ以来、評判と品質が飛躍的に向上しました。収穫量は非常に少なく、ブドウはほとんどが除梗されたもので、醸造は伝統的なものです。新樽は50%(上位3つのワインは70~80%)を使用しています。
それ以来、評判と品質が飛躍的に向上しました。収穫量は非常に少なく、ブドウはほとんどが除梗されたもので、醸造は伝統的なものです。新樽は50%(上位3つのワインは70~80%)を使用しています。
世界的に高い評価を得ているアランとソフィーの絶妙なワインは、テロワールを丁寧に表現し、慎重なワイン造りを実践することで、ブルゴーニュのベストを表現しています。
ROMANEE ST.VIVANT
ロマネ サン ヴィヴァン
かつては「シャルル・ノエラ」が所有しており1929年に植えられた樹齢90年以上のぶどう
90%が新樽、25%がホールバンチ。濃厚な黒系ベリーや果実の香りは美しい輪郭を持っています。長い余韻があり、後味には上品で後味の良いタンニンがあります。非常に濃密でロマネ サン ヴィヴァンのモダンスタイルが表現されています。飲み頃を迎えていますがさらに熟成させると深みのある美しいワインになることが期待されています。 ワインアドヴォケイト(RP)93-95、Vinous 93+、アレン・メドーズ 92-94
CLOS VOUGEOT GRAND CRU
クロ ヴージョ グラン クリュ
かつてのシャルル・ノエラの畑を含む好条件に恵まれたクロ
元シャルル・ノエラの畑だけに、ひとつの区画はドメーヌ・ルロワとアラン・ユドロ・ノエラに挟まれたクロの最上部です。シャトーの真裏に位置します。石垣の向こうはグラン・エシェゾー。もう1区画は中腹にあり、好条件に恵まれたクロ・ヴージョです。肉付き良く、堅牢な骨組み。スパイシーで土っぽいニュアンスをアフターに残します。
LECHENEAUT ドメーヌ・レシュノー
テロワールの独特の豊かさを守り伝統を尊重した自然農法を実践
1960年に2.5ヘクタールの畑からスタートしたドメーヌは1985年にフィリップとヴァンサンが後を引き継いだ後、現在では合計10ヘクタールの畑を所有し、平均約5,000ケースを生産するまで大きくなりました。兄弟の出身地はモレイ・サン・ドニですが、母親がニュイ・サン・ジョルジュ出身ということもあり、小さな家族経営のワイナリーにしては、コート・ド・ニュイの様々な村に畑を所有しています。受け継いだ区画に加えて、長年にわたってジェヴレ・シャンベルタンやヴォーヌ・ロマネの古樹の区画を加え、現在ではブルゴーニュからグラン・クリュまで、合計20のキュヴェを造っています。
2000年以降、畑とセラーの両方において、彼らのアプローチに大きな変化がありました。彼らの哲学には、オーガニックとビオディナミの原則が含まれており畑での作業はすべて土壌の微生物の生命を守るために有機的に行われており、ワイン造りに関しては、ブドウに寄り添って醸造されています。
兄弟はそのキャリアをスタートさせてから過去30年間で多くのことを成し遂げ、その結果、生産者仲間から非常に高く評価されています。
ロバート・パーカーは、世代交代後のレシュノー兄弟を、ニュイ・サン・ジョルジュの新たなスーパースターとして称賛しています。
Robert CHEVILLON ロベール シュヴィヨン
特級をもたないニュイのスペシャリスト
ニュイ・サン・ジョルジュのお手本とも呼ぶべきドメーヌが、このロベール・シュヴィヨンです。27エーカーの畑を所有しており、中には樹齢75年までのものもあり、ヴォークランには樹齢100年にもなる古木が存在します。
レ・サン・ジョルジュ、ヴォークラン、レ・カイユ、ロンシエール、ペリエール、プリュリエ、シェニョ、ブースロと、ニュイの南側と北側のそれぞれに素晴らしい1級クリマを有しています。 この高い樹齢が自然に収量を抑え、ブドウの凝縮度に貢献していると言われています。
ドメーヌはロベール・シュヴィヨンとその息子のドゥニとベルトランによって運営されており、ブルゴーニュの多くのヴィニュロンと同様に、一族のワイン造りのルーツは少なくとも19世紀にまで遡ります。
彼らのワインはゆっくりと長い時間をかけて発酵させることで知られています。 骨格があり、フルーティーでエレガント、繊細で複雑で、長期熟成の可能性を持っているワインとなりますが、一方で比較的早くから楽しめるワインでもあります。
"1級の最高の畑を持つ素晴らしいドメーヌ。豊かで、上品で、個性的で、他のどのワインよりも豊かである "
ブルゴーニュのライターでありMWのクライヴ・コーツは、このドメーヌを評価しています。
NUITS-SAINT-GEORGES 1ER CRU LES PERRIERES
ニュイ サン ジョルジュ プルミエ クリュ レ ペリエール
シルキーできめ細かく素晴らしい余韻の持続性
ニュイ・サン・ジョルジュの南東に位置。濃い色調で、若いうちはフルーティーさが全面にくる。熟成が進むにつれ、丸みを帯び、絹のような口当たりのワインとなります。
Nuits Saint Georges Les Roncieres
ニュイ サン ジョルジュ プルミエ クリュ レ ロンシエール
ニュイの南側 レ・ペリエールのすぐ下に位置する石灰岩が多い土壌で造られるフレッシュなプルミエクリュ
ブラックチェリーやプラム、スパイシーな芳香が魅力的なワインです。 口に含むと、凝縮感があり、繊細なタンニンとシャープな酸が存在し、非常に長く、複雑で洗練された後味があります。
Nuits Saint Georges Les Pruliers
ニュイ サン ジョルジュ プルミエ クリュ レ プリュリエ
樹齢55年のブドウから造られる力強く豊かな素晴らしいプルミエクリュ
ニュイの南側に位置し、シュヴィヨンの区画は0.6haで、樹齢は55年です。 プリュリエのワインは、力強く甘いベリー、カシスなどの赤い果実、下草、スパイスの香りもする豊かで濃縮されたアロマを持っています。口に含むとコクとまろやかがあり非常に長く複雑で熟したタンニンの後味を持つ素晴らしいワインです。
FRANCOIS FEUILLET フランソワ・フュエ
才能豊かな醸造家「ダヴィド・デュバン」にすべてを託した全くブレのないワイン
アウトドア用品を扱うTRIGANO社の最高責任者の顔を持つフランソワ・フュエは、真のワイン愛好家です。
1980年、彼は最初にニュイ・サン・ジョルジュに数エーカーの区画を購入しました。その後も畑を増やしていき、2006年にクロ・ド・ラ・ロッシュやシャルム・シャンベルタンの畑を含む名手ジャッキー・トルショーのドメーヌを取得しました。
畑の管理やワインの醸造は、才能豊かな醸造家「ダヴィド・デュバン」に一任しています。 彼は、ジャイエ・ジルからワイン造りを学びましたが、新樽比率と全房発酵比率をアペラシオンの格付けによって変えるなどテロワールの力を引き出す自らのスタイルを確立した実力のある醸造家で、フランスの有名ガイドブック「メイユール・ヴァン・ド・フランス」で星を獲得するなど名実ともに素晴らしい醸造家です。
ブルゴーニュ愛好家の実業家フュエが、若きダヴィドの才能を見抜いた
「ダヴィド・デュバン」が「フランソワ・フュエ」の畑をメタヤージュしており、彼の造るワインの半分を「フランソワ・フュエ」のラベルを貼って販売しています。 従って、ダヴィド・デュバンとフランソワ・フュエのラベルを貼ったワインの中身は基本的に同じです。
フュエのワインへ深い愛と資金力、デュバンのワインメーカーとしての力が存分に発揮されたワインは、ブルゴーニュの真のピノ・ノワールのストレートな力強さと紛れもない気高さを備えたブレのないワインです。
ECHEZEAUX GRAND CRU
エシェゾー
樹齢75年のヴィエイユ・ヴィーニュ
ルージュ・デュ・バの区画に位置する樹齢75年のブドウの木は、古典的な石灰岩の地層を持つ斜面をさらに登ったところにあり、森に近いところにあるため、このワインには赤い果実味と素晴らしいフレッシュさを含んだフルーティーな味わいがあります。赤と黒の果実、紫の花とスパイスの素晴らしいバランスを持ち、華やかなタンニン、シルキーなテクスチャーのあるワインです。
CHAMBOLLE MUSIGNY 1ER CRU LES SENTIERS
シャンボール ミュジニー プルミエ クリュ レ サンティエ
特級畑ボンヌ・マール直下に位置する一級畑
この1erクリュは、ボンヌ・マールの畑のすぐ下に位置し、この偉大なグラン・クリュの筋骨たくましいタンニンを若くしてもっているワインです。鉄分を多く含む重くて赤い粘土質で、石灰岩の割合は少ない土壌です。若いうちから親しみやすいですが、長期熟成のポテンシャルをもつワインです。
MOREY SAINT DENIS 1ER CRU CLOS SORBE
モレ サン ドニ プルミエ クリュ クロ ソルベ
名手ジャッキー・トルショーから引き継いだ優良畑
クロ・ソルベは、モレ・サン・ドニの1級の中でも特に優れたワインの一つです。樹齢50年以上のブドウの木で栽培され、美しくバランスの取れた浅い土壌構造に、色鮮やかな赤土と小さな断片的なバソニアン石灰岩が絶え間なく混ざり合っています。力強さとエレガンスの素晴らしいバランスを持ち、サッパリとした果実味の核と鮮やかなアロマの広がりを持っています。また、伝説的なヴィニュロンであるジャッキー・トゥルショーから得た宝石のような畑です。
David Duband ダヴィド・デュバン
新樽控えめで全房発酵、畑と才能に恵まれたダヴィド・デュバン
オート・コートに本拠を構え、師匠の『ジャイエ・ジル』をしのぐ評価と品質》
ダヴィド・デュバン氏は、ドメーヌ・アミオ・セルヴェル(母方の親戚)やドメーヌ・ラルロでスタジエ(研修生)をしていた際、かのジャイエ・ジル氏に出会い、1993年頃から師事するようになりました。彼は醸造のテクニックには頼らず、人為的介入を極力避けた、自然な状態で発酵・熟成させることを理想としています。また、ブドウの栽培にもこだわっており2010年には有機栽培(エコセール)の認証を取得しています。
『最初は同じオート・コート地区のジャイエ・ジルに学んだというが、完全に追い越してしまった。あらゆるラインアップにすきがなく、最も注目すべきライジングスターだ。』
《デュバンの強みはコストパフォーマンスの高いベーシックなレンジと コート・ド・ニュイのグランクリュの両方が優れていること》
発酵初期にピエ・ド・キューヴを少し使用し低温浸漬は行いません。足で踏むピジャージュを行い、色調は淡い。新樽比率と全房発酵比率は、格付けで変化させています。ACブルゴーニュは新樽なしで全房発酵30%、オート・コート・ド・ニュイはいずれも30%、ヴィラージュは新樽30%、全房60%、プルミエクリュは新樽40%、全房70%、グランクリュは新樽40%、全房90%。ジャイエ・ジルのように新樽にこだわらず控えめで、全房発酵比率は高い。それでも青さがないのは、適切な栽培と完熟してからの収穫にあります。収穫期間は最期に摘むオート・コートまで2週間の長きにわたります。
Latricieres Chambertin Grand Cru
ラトリシエール・シャンベルタン
豊かなミネラルを備える女性的なスタイルの特級畑
ラトリシエール・シャンベルタンは2009年にルイレミーから購入しました。1990年にルイ・レミーから購入したルロワと隣接します。クロ・ド・ラ・ロッシュのミネラルとシャルム・シャンベルタンの力感の両方を備えている、凝縮感のある果実味とシルキーなタンニンが魅力の1本です。
CHAMBOLLE MUSIGNY 1ER CRU LES SENTIERS
シャンボール ミュジニー レ サンティエ
特級畑ボンヌ・マール直下に位置する一級畑
この1erクリュは、ボンヌ・マールの畑のすぐ下に位置し、この偉大なグラン・クリュの筋骨たくましいタンニンを若くしてもっているワインです。鉄分を多く含む重くて赤い粘土質で、石灰岩の割合は少ない土壌です。若いうちから親しみやすいですが、長期熟成のポテンシャルをもつワインです。
MOREY SAINT DENIS 1ER CRU CLOS SORBE
モレ サン ドニ クロ ソルベ
名手ジャッキー・トルショーから引き継いだ優良畑。こちらはフュエ氏が「グラン・クリュに最も近い」と太鼓判を押す1本。豊かなアロマと力強い果実味が魅力。
クロ・ソルベは、モレ・サン・ドニの1級の中でも特に優れたワインの一つです。樹齢50年以上のブドウの木で栽培され、美しくバランスの取れた浅い土壌構造に、色鮮やかな赤土と小さな断片的なバソニアン石灰岩が絶え間なく混ざり合っています。力強さとエレガンスの素晴らしいバランスを持ち、サッパリとした果実味の核と鮮やかなアロマの広がりを持っています。また、伝説的なヴィニュロンであるジャッキー・トゥルショーから得た宝石のような畑です。
Maison Roche de Bellene メゾン・ロッシュ・ド・ベレーヌ
ニコラ・ポテルが手掛ける、限りなくドメーヌに近いメゾン
古木を重視し、テロワールを反映した自然でピュアなワイン造り
1996年にネゴシアン「メゾン・ニコラ・ポテル」を創立し、ヴィニュロン目線の新世代ネゴシアンとして一躍脚光を浴びるも2009年に当時の親会社、コタン・フレール社と決別。自らの名前を冠した会社を去ったニコラ・ポテルは現在ボーヌ市内に入手した16世紀建立の古いセラーを改築し、そこを拠点に自社畑のぶどうを用いた「ドメーヌ・ド・ベレーヌ」とネゴシアン部門「メゾン・ロッシュ・ド・ベレーヌ」を運営。
ベレーヌとはガリアの太陽神Belenosベレノスに由来しており、ボーヌ市の古い呼称。ロッシュ・ド・ベレーヌでは従来のメゾン・ニコラ・ポテル時代よりぶどうの供給を受けていた栽培農家とドメーヌとの関係の多くをそのまま引き継いでおり、古木を重視し、テロワールを反映した自然でピュアなワイン造りを変わらず実践。ワインはいかなる場合も補糖、補酸等を一切行わず、ヴィエイユ・ヴィーニュ表記をする場合は平均樹齢が50年以上としている。
《コレクションベレナム》
生産者のセラーに眠る飲み頃の古酒を買付け「コレクション・ベレナム」としてリリース
Charmes Chambertin Grand Cru
シャルム・シャンベルタン コレクション・ベレナム
ジュヴレ・シャンベルタン村にある特級畑の中でも、一際エレガントで、柔らかい味わい
シャルム・シャンベルタンはジュヴレの特級畑の中で、熟成はどれよりも早く、やわらかいうえ、果実味が際立っています。こちらのワインは二コラ・ポテル氏が生産者のセラーに眠る飲み頃の古酒を買付け「コレクション・ベレナム」としてリリースしています。状態が良いことは当然として、自らのワイン哲学と同じ、つまり「テロワールをきちんと反映したエレガントさ、フィネスが感じられる自然な味わいを持つワイン」を基準に試飲を重ね、納得できる味わいのワインのみを厳選。リコルク、補酒等を一切行っていない本物の、そして純粋な古酒ワインです。
Clos de Vougeot Grand Cru
ヴォルネイ・プルミエ・クリュ・クロ・デ・シェーヌ コレクション・ベレナム
ヴォルネイ最良の畑の1つ
プルミエ・クリュ「クロ・デ・シェーヌ」は「シャンパン」の上部に位置する傾斜の厳しい標高差の大きい畑です。「ヴォルネイ」にしては粘土や鉄分が多く、力強さ、熟成能力の高さが特徴。彼等は中央部の上部から下部。それと南端の一部の畑を所有。この畑の個性をそのまま素直に表現しています。ヴォルネイ最良の畑の1つです。
《メゾン・ロッシュ・ド・ベレーヌ》
従来のメゾン・ニコラ・ポテル時代よりブドウの供給を受けていた栽培農家とドメーヌとの関係の多くをそのまま引き継いでおり、ヴィエイユ・ヴィーニュ(古木)を重視し、テロワールを反映した自然でピュアなワイン造りを変わらず実践しています。
Clos de la Roche Grand Cru
クロ・ド・ラ・ロッシュ
長期熟成向けの真のワイン
より風味豊かでスパイシーなワインにするために、全房を使用して発酵させています。 熟したラズベリー、ストロベリー、クランベリー、砕いたバラの花びら、バルサム、スモークした紅茶、しっとりとした土の香り。 非常に長く、濃厚で繊細な味わいで、非の打ちどころのないバランスと重さを持っています。高価ですが、それだけの価値があるワインと言えます。 評価誌のDecanterは、「2017年のこのワインは過去2年よりもはるかに調和のとれたワインとなっており、ニコラ・ポテルが巧みにセレクトしたこのワインは、スタイリッシュで質感のあるクロ・ド・ラ・ロッシュで、控えめな力強さ、スパイシーなオークの扱い、ニュアンスのあるタンニン、フレッシュでフォーカスされた後味を備えています。」と称賛し95点をつけています。
LOUIS LATOUR ルイ ラトゥール
ラトゥール家はブルゴーニュのワイン界で長い歴史を持っています。 1760年代にアロス・コルトン村でブドウ栽培を始め、1797年に現在のメゾン・ルイ・ラトゥールを設立しました。 今日では、コート・ドールにある50ヘクタールの自社畑と、事業のネゴシアン部門を通じて購入したブドウやワインからワインを造っており、ブルゴーニュで最も有名なメゾンの一つとなっています。 また、サヴィニー・レ・ボーヌにある小さな伝統的な醸造所で、すべての樽を自社で生産しています。
Chevalier Montrachet Les Demoiselles
シュヴァリエ モンラッシェ レ ドゥモワゼル
モンラッシェに次ぐ最高のグランクリュ白ワイン。ルイ ラトゥールは、1913年にこの畑を購入し自家元詰めで生産しています。
シュヴァリエ・モンラッシェは、丘の南東に面した中斜面に位置し、真下の斜面には名門モンラッシェの畑があります。土壌は、モンラッシェよりも石とチョーク質が多く、ブルゴーニュの白の中でも深くてパワフルなテロワールと言えます。
《2005年 シュヴァリエ モンラッシェ レ ドゥモワゼル》
15年近くの熟成を経て、そびえ立つようなライン、しっかりとしたミネラル感、気品が今もなお残っています。
このワインは、みずみずしく豊かな果実味、暖かいスパイス、愛らしい花のようなアロマを持ち、素晴らしいテクスチャー、スモーキーなミネラル、甘い香り、生き生きとした酸味が口いっぱいに広がり、それらがうまく調和し長い余韻へと続きます。
DOMAINE LEFLAIVE ルフレーヴ
「白ワインの世界10大生産者」の栄えある第1位 白ワイン最高峰の造り手
ドメーヌ・ルフレーヴのビオディナミの取り組みは、90年代初頭に開始され、1997年には全面的に実践されるようになりました。当初はアンヌ・クロードが土地の持続可能性に関心を持っていたことがきっかけではじまりましたが、その成果はブドウ畑だけにとどまらず、この体制の下でドメーヌは成長してきたと言えます。ドメーヌは古典的なピュリニーのスタイルを体現しており、豊かで深みのある果実味とエレガンス、洗練された完璧なバランスを兼ね備えた素晴らしいワインを造り出し、世界最高峰の白ワインの造り手として世界中のワイン愛好家を魅了しています。
《2018 HARVEST 収穫》
2018年は、天候に大変恵まれ「量と質」ともに最高の出来映えだったようです。昨年いくつか訪問したブルゴーニュの白ワインの他の生産者も、2018年のブドウについて同様に「最高のブドウ」と述べていました。十分な日照と降雨のおかげで味も良く、糖度・酸度バランスも良く、健康状態もこれ以上のものはない素晴らしい出来になったようです。
Bienvenues Batard Montrachet
ビアンヴニュ バタール モンラッシェ
バタール・モンラッシェよりも樹齢は古く、さらにビオディナミの導入によって、樹のバイタリティが増した非常にクオリティの高いワインです。
力強さのあるバタール・モンラッシェと比べて、ビアンヴニュは優しい花のような香りがあり、よりしなやかなワインです。
Batard Montrachet
バタール・モンラッシェ
エレガンスな味わいが特徴のワインですが、バタールはリッチでボリューム感があるワイン
ピュリニーとシャサーニュの双方にまたがるグランクリュの畑です。シュヴァリエ・モンラッシェはエレガンスな味わいが特徴のワインですが、バタールはリッチでボリューム感があるワインです。適度な酸味による爽やかな印象が、厚みのある味わいをクリーンにしており、余韻には塩味とレモングラスのニュアンスが長く続きます。熟成後の変化が楽しみな、ポテンシャルの高い逸品です。
PULIGNY MONTRACHET
ピュリニー モンラッシェ
『ピュリニー モンラッシェ レ ピュセル』グラン・クリュに匹敵する1級畑
バタールとビアンヴニュ・バタールに接するピュセルはほとんどグラン・クリュに匹敵する1級畑。バタールに隣接しながらリッチさやパワフルさとは無縁のエレガントな仕上がりで、きれいなミネラル感を備えています。
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Meursault Sous Le Dos dAne
ムルソー スー ル ド ダーヌ
魅惑的なアロマとムルソーらしい濃厚な味わいを愉しめる逸品
権威ある土壌微生物学者の勧めによって、95年、ピノノワール(赤)からシャルドネへ植え替えを始め、ムルソー・スー・ル・ド・ダーヌとして2000年に初リリースされたワインです。 隣がすぐピュリニーモンラッシェですので、実際には生き生きとした酸に支えられミネラリーなピュリニーらしいスタイルを持っています。
PIERRE-YVES COLIN-MOREY ピエール イヴ コラン モレ
ライジングスターから瞬く間にスーパースターへ
「ピエール・イヴ・コラン・モレ」の2018年最新新ヴィンテージが数量限定で入荷いたしました。ライジングスターから瞬く間にスーパースターとなった彼のワインは、今や世界中で入手困難になっており日本でも年々入手が難しくなっておりますので、「見つけたら即購入」をおすすめいたします。
ピエール・イヴ・コラン・モレが目指すもの、それはフィネスとエレガンス!
2019年10月末にシャサーニュ・モンラッシェにある「ピエール・イヴ・コラン・モレ」のスタイリッシュなカーヴを見学させていただき、10種類ほどテイスティングさせていただく機会がありました。
畑作りは彼の父マルク・コラン氏から学び、醸造はカリフォルニアのデヴィッド・レイミー氏(*1)から教わったそうです。
(*1)レイミー氏は、現在のカリフォルニア・シャルドネスタイルを生み出した先駆者として称賛されているトップワインメーカーです。
1994年から2005年まで父のドメーヌでワインメーカーを務めた後、家族から受け継いだ畑から自分のドメーヌを設立しました。以来、コート・ド・ボーヌで急速にスターとなり、今ではブルゴーニュのトップ生産者の一人と言われています。
畑はほとんどが自社畑。現在はマルク・コラン氏の畑をピエール・イヴ・コラン・モレの畑としてぶどうを栽培しています。ちなみに奥様のキャロリーヌさんのドメーヌの畑は、ジャン マルク モレの畑で、二人は夫婦共同で醸造しています。
自社畑以外の買いぶどうで造るワインは「ムルソー・ペリエール」「コルトンシャルルマーニュ」のみだそうです。今は生産していませんが、実は「モンラッシェ」は買いぶどうだったのです。 温度湿度管理の必要のない最高の環境の地下カーブでコラージュもフィルターもかけない伝統的な方法でワインを作っています。 彼のワインメイキングの特徴は、澱と長く接触させることによって長期熟成が可能なワインを造っているところです。新樽比率は20~40%で、大き目の350Lの木樽でバトナージュを使用せず長期熟成させるのが特徴です。彼のワインの一つ一つにテロワールが明確に表現されているといえます。
コルクにもこだわりがあり、スペインカタルーニャ産で1つ2€するそうです。自然のコルクを使用し、長期熟成のために大きく太いコルクを使用しているのが特徴です。ディアムコルクについての彼の見解は、彼はゆっくりと自然と熟成していくのが好みなのでディアムコルクは今後も使用しないだろうとのことでした。
【ロウキャップについて】
2001年からトライアルで下記3種類について調査を始めたそうです。
1.コルク
2.キャップ
3.ロウ
2005年上記3種類のワインをテイスティングしたところ、3種類の中で一番ワインの状態が安定していたのがロウキャップで、長期熟成を目指している彼らにとってはロウキャップを使用するという選択には迷いがなかったようです。
【モンラッシェについて】
ピエール・イヴ・コラン・モレの「モンラッシェ グラン クリュ」は、2002,2004,2008~2013年に買いぶどうで生産してされていました。2015年以降は彼の求めるレベルのぶどうが入手できなくなってきたので、現在では生産されていないそうです。
【地球温暖化について】
現在問題になっている「地球温暖化」はブルゴーニュの生産者にとって悪いことばかりではないとピエール・イヴ氏は語っていました。
30年前の冷涼な気候では、果実の熟度がなかなか進まず収穫時期の調整が非常に難しかったようですが、温暖化がすすむ今、いい具合にぶどうの熟成が進むので収穫のベストを自分で見極めることができるということは、すなわち「いいワインをつくる要素の1つが「収穫の時期を見極める」こと」という彼の哲学と合致しているのです。
地球温暖化が進んでくると、標高の高いシュヴァリエ・モンラッシェは水分が枯渇気味になってきます。それに比べると下に位置するバタールモンラッシェはまだまだテンションの高い(香りや味わいにキリッと張りつめた印象)ワインになる傾向があると彼なりの見解もお話ししてくださいました。
滑らかできめ細やかなテクスチャーと素晴らしい余韻の長さをお楽しみいただけるピュリニー・モンラッシェ
ピュリニーモンラッシェ村の一番高い斜面にある「ル・トレザン」の畑のぶどうです。 標高の高い畑からとれるぶどうは、非常にミネラル感のある冷涼なスタイルのワインを生み出しています。滑らかできめ細やかなテクスチャーと素晴らしい余韻の長さをお楽しみいただけます。
《1ER CRU レ シャン ガン》 | |
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《ボーディーヌ》フレッシュでエネルギッシュ、石のような精錬されたフレーバー
サントネイの近くシャサーニュ・モンラッシェの南端の斜面のかなり高い冷涼な位置にあり、1960年代に植えられたブドウの木から造られます。フレッシュでエネルギッシュ、石のような精錬されたフレーバーで、熟成していくとどんどん良くなるワインです。
《アベイ ド モルジョ》クリアで、なめらかで、凝縮感のあるエレガントなワイン
モルジョの畑は、シャサーニュ・モンラッシェの南にあります。畑の半分は1964年に、残りの半分は1974年に植えられ、粘土質土壌のクロの上層部にあります。過去の温暖な年から多くのことを学び、ワイナリーでのブドウの扱い方とともに収穫時期を微調整してきた2018年のものは、彼の戦略があたった素晴らしいワインになりました。クリアで、なめらかで、凝縮感があり、柑橘類のオイル、白い花の香り、しっかりとした果実味、ミネラルを感じるエレガントなワインに仕上がっています。
《ムルソー》2018年は2区画のブレンドワインで「レ ナルヴォー」を名乗れないため『ムルソー』となっておりある意味稀少なワインです。
ムルソーのピュリニー側の斜面のかなり高い位置にある畑の1970年代に植えられたブドウから造られています。例年はナルヴォー100%のワインですが、2018年はナルヴォー90%、レ ヴィルイユ10%のブレンドのため 「レ ナルヴォー」を名乗っていません。洋ナシ、ナッツ、アカシアの花などのピュアな香り、まろやかなテクスチャーのワインです。ミネラルのベースに支えられた素晴らしい白ワインに仕上がっています。
《オマージュ ア マルグリット ブラン》果実味と酸味のバランスがとれた非常にシルキーなワイン
アン・クレオ、レ・コンブ、ペリエールの3つのプルミエ クリュを同じ比率でブレンドしたワインです。2016年の霜害のときにはじめて生産され、以降も毎年リリースされているワインです。ワイン名は、2016年霜降りの 時期に亡くなった祖母にちなんで命名されたものです。タイトでありながらも深みがあり果実味と酸味のバランスがとれた非常にシルキーなワインです。
《ラ シャトニエール》長い余韻を持つ透明感のある素晴らしいテロワールが表現されたワイン
樹齢55年。ピノの代わりにシャルドネが植えられたサン・トーバンの最初の区画の一つ。シャトニエールは、北からの冷涼な風の影響を受けにくく、ピエール イヴ コラン モレの手で少し早めに収穫されることが多いサン・トーバン・プルミエ・クリュの中では、より日陰に近い場所に位置しています。蜜蝋の香り、ピリッとしたミネラル感、長い余韻のあるカルキーでエレガントな後味を持つ、非常にピュアで透明感のあるテロワールが表現されたワインです。
MICHEL BOUZEREAU ミシェル ブズロー
2020年版「ル・ギィド・デ・メイユール・ヴァン・ド・フランス」3つ星昇格
ムルソーはコシュ・デリ、コント・ラフォンが双璧をなしていますが、近年ライジングスターの出現が著しいようです。ミシェル・ブズローもその一人です。ブズロー家は何世代にもわたってムルソーでブドウを栽培してきました。 ミッシェルの息子ジャン・バティストが1999年から指揮を執りドメーヌの評価を高めていきました。
彼は父親よりも伝統的な手法を尊重しワインづくりを行っています。 彼らの哲学はとてもシンプルです。ブドウの木は化学肥料を一切使わずに栽培され、収穫は全て手作業で行われています。ムルソーとピュリニー・モンラッシェを中心とした12ヘクタールの畑を所有しています。 ワインはオーク樽で熟成され、12ヶ月から18ヶ月後に瓶詰めされます。
ジャン・バティストは、非常に正確に醸造し、各ヴィンテージの特徴に柔軟に適応する方法を知っており、彼は何よりもエレガンスと純粋さを追求しています。また、彼のワインはフレッシュで生き生きとしたており、それがワインの魅力をさらに高めています。 さらにワインには凝縮感とフィネスがあり、長期熟成のポテンシャルを感じさせます。
ニール・マーティンが紹介して瞬く間に注目を集め、その比類ない品質の高さが認められ、2020年版「ル・ギィド・デ・メイユール・ヴァン・ド・フランス」の3つ星に昇格しました。
【ル・ギィド・デ・メイユール・ヴァン・ド・フランスとは】
世界最優秀ソムリエのオリヴィエ・プシエら11人のテイスターが試飲して選ぶフランスでは権威あるワインガイド誌です。コート・ド・ボーヌの3つ星生産者は他に「ドーヴネ」「コシュ・デュリ」「コント・ラフォン」「ルフレーヴ」「ルーロ」「ドメーヌ・ド・クルセル」のみです。
PULIGNY MONTRACHET LES CHAMPS GAINS
ピュリニー モンラッシェ レ シャン ガン
軽やかでエレガントで、ミネラル感と花のような柑橘系のフレーバー
シャン・ガンは、ピュリニーとサントーバンの境の標高の高い上部にあります。 シャン・ガン・プルミエ・クリュのワインの特徴は、軽やかでエレガントで、生き生きとしたミネラル感と花のような柑橘系のフレーバーを持っています。 白い花(アカシア)、白い果実、ヘーゼルナッツの香りが漂い、口に含むと、豊かさ、丸み、活力、果実味が感じられます。魅力的な余韻が長く続くワインです。
MEURSAULT PERRIERES
ムルソー ペリエール
樹齢55年以上の果実を使った素晴らしいペリエール
ブズロー家が2004年に手に入れたペリエール。伝説的な畑「クロ・デ・ペリエール」に隣接するレ・ペリエール・ドゥスー(Dessous)と、上部にある岩の多いレ・ペリエール・ドゥスュ(Dessus)の2つの区画を所有し、非常に古いブドウの木(そのほとんどは1938年に植えられたもの)を栽培しています。
香りは、魅力的なバターのようなブリオッシュのアロマ、熟した果実とミネラルのニュアンスが感じられます。味わいは、豊かで張りのあるコクがあり、非常に長い余韻があります。
2017年はブドウの状態もよく、衛生的で健康なブドウから、純粋で果実味があるワインに仕上がっています。ミネラルの強さ、濃厚さと緊張感のバランスが完璧で、フィネス、余韻の長さなどすべてが完璧に整っているワインです。
MEURSAULT LES CHARMES DESSUS
ムルソー レ シャルム ドゥシュ
評論家に好まれる「シャルム」上部の区画から造られる魅力的なシャルム
シャルムは、ムルソーの中でも最も大きく、最もよく知られたプルミエ・クリュの畑の一つです。 シャルムは上下2つの区画に分かれていますが、一番上の部分であるDessus、つまり「上」の部分が評論家に好まれています。 ドメーヌは3つの区画を持っていますが、いずれも畑の最上部に位置しています。巧みな透明感があり、花、黄色い果実、柑橘類の魅力的なアロマ、バターのようなヘーゼルナッツのニュアンスが特徴です。
MEURSAULT GENEVRIERES
ムルソー ジュヌヴリエール
複雑なブーケ、生き生きとしたミネラル感
ジュヌヴリエールは、表面には薄くて非常に石の多い土壌があり、下層には石灰岩が無数に存在します。ジャン・バティストは、土壌と植物を非常に尊重した栽培方法に精通しており、何よりも果実の品質と凝縮感を追求しています。
厳選された手摘みの後、樽で醸造されたワインは、25%程度の新樽で合計16ヶ月間熟成されます。
彼は、30年ほど前にジュヌヴリエール・デュ・ス地区に植えられたこの半ヘクタールの区画から、洗練された香り、シルクのような繊細なテクスチャー、凝縮した果実味、生き生きとしたミネラルの強さ、長い余韻をもったワインをつくり出しています。
MEURSAULT LES GRANDS CHARRONS
ムルソー レ グラン シャロン
非常にバランスの良い味わい、ミネラル感とコクを持つ単一畑のヴィラージュワイン
ブズローの名声を確立することに大きく貢献した象徴的なヴィンテージの一つです。
グラン・シャロンは、偉大なブルゴーニュのテロワールのすべての特徴を持っている言えます。
東向きの畑、酸化鉄を豊富に含んだ粘土石灰質の土壌、深い沖積土がワインに力強さを与えます。畑の上部はより石灰質で石が多いためフィネスのあるワインに仕上がります。ここには樹齢25年の若いものから70年の古木までが植えられています。20%の新樽で12ヶ月間熟成させ、その後2ヶ月から4ヶ月間樽で熟成さバランスを整えます。
黄色い果実のフレーバー、ミネラル感とフレッシュさが感じられ、スパイスの効いた塩気のある後味は村名ワインを超えた素晴らしい仕上がりになっています。
BOURGOGNE COTE DOR CHARDONNAY
ブルゴーニュ コート ドール シャルドネ
冷涼でミネラル感のあるテロワールから造られるフィネスと軽快さ
このドメーヌの中で断然お値打ちなのが、このレジョナルワインです。
ドメーヌ・ルーロやコシュ・デュリもレジョナルワインのブドウを栽培しているムルソー(スー・ラ・ヴェル、マニー)とピュリニー・モンラッシェ(シャンペリエ)のぶどうからつくられています。 ムルソーとピュリニーモンラッシェのぶどうの割合はその年のブドウの出来によってジャン・バティストは変えています。
香りは、桃、アプリコットなどの黄色い果実、ヘーゼルナッツ、バターのニュアンスを持つアロマの強さを感じさせます。味わいはバランスが良く、美しい緊張感があり、程よい余韻の長さがあります。
BOURGOGNE CHARDONNAY
ブルゴーニュ シャルドネ
冷涼でミネラル感のあるテロワールから造られるフィネスと軽快さ
このドメーヌの中で断然お値打ちなのが、このレジョナルワインです。
ドメーヌ・ルーロやコシュ・デュリもレジョナルワインのブドウを栽培しているムルソー(スー・ラ・ヴェル、マニー)とピュリニー・モンラッシェ(シャンペリエ)のぶどうからつくられています。
通常、ムルソーの畑とピュリニーの畑を均等に分けて造られますが、2016年ムルソーでは霜の被害を受けたため、セパージュはピュリニー65%、ムルソー35%となっています。そのため、この年のレジョナルワインは柑橘系の果実味と心地よい塩味のあるミネラル感を持つワインが出来上がりました。
DOMAINE GENOT BOULANGER BELLENE ジェノ・ブーランジェール
ブルゴーニュで久しぶりの発見! みんなが待ち望んでいた素晴らしいドメーヌ
素晴らしいブルゴーニュワインの造り手が紹介しつくされたコートドールで、もはや高品質なワインを生産しているドメーヌを新しく見つけ出すことは、容易なことではありません。 しかし、驚くような品質のワインを造るドメーヌが発見されることもまれにあります。 白ワインも赤ワインも一貫した輝きを持つこの「ジェノ・ブーランジェール」は、まさにみんなが待ち望んでいた素晴らしいドメーヌなのです。
《パリの3つ星レストランにオンリスト》
「ジェノ・ブーランジェール」のワインは、パリの3つ星「Kei」「ピエール・ガニェール」「ギィ・サヴォワ」、2つ星「アストランス」「ミシェル・ロスタン」などにオンリストされています。
「3つ星や2つ星の格付けのレストラン」というところがポイントです。
2020年のパリの3つ星は10軒、2つ星は15軒。
ちなみにミシュラン格付けの定義は下記のとおりです。
★★★そのために旅行する価値のある卓越した料理
★★遠回りしてでも訪れる価値のある素晴らしい料理
その格付けには料理だけでなくワインのセレクトも含まれますので、全てにおいて「最高」と認められたレストランにオンリストされているワインがいかに素晴らしいかお分かりいただけると思います。 これは、フランスでは既にトップドメーヌと見なされている証なのです。
GENOT BOULANGER ASSORTMENT
ジェノ ブーランジェール 12本アソート
ジェノ ブーランジェールの赤白12銘柄を味わう珠玉のセット
白ワインは、アペラシオン問わず、パワフルさとフレッシュさのバランスが良いものを目指しています。 収穫は手摘み。ブドウは全房のままプレスし、軽く沈殿させた後、オーク樽にて自生酵母で発酵の後、熟成。熟成前酸化を避けるため、バトナージュはしません。 12か月の熟成の後、澱引き、タンクに移しさらに6か月熟成。テロワールが表現されながらリッチさと、柔らかさ、エレガンスを兼ね備えたワインに仕上がっています。
赤ワインも全て手摘み。ヴィンテージによって全房比率を判断しています。 3~4週間かけて極力自然発酵させ、自生酵母は毎年同じにはならないため、それもその年の特長となっています。 柔らかい抽出を目指し、ピジャージュの回数はキュヴェとヴィンテージによって調節し、 続いて12カ月間オーク樽でその後6か月ステンレスタンクで熟成させます。
モンラッシェと並んで、ブルゴーニュの白ワインの頂点に立つグランクリュ。鋼のような切れ味とミネラル感が特色の素晴らしいワイン。
豊満なモンラッシェと比べて、コルトンシャルルマーニュは鋼のような切れ味とミネラル感が特色。ル・シャルルマーニュの0.29ヘクタールの南西向き斜面から生まれるこの畑の大半は1940年代に植えられた。土壌はジュラ期のオックスフォード階に属する石灰岩質。チョーキーなミネラル感満載のワイン。
PULIGNY MONTRACHET LA GARENNE
ピュリニー モンラッシェ プルミエ クリュ レ ガレンヌ
冷涼でミネラル感のあるテロワールから造られるフィネスと軽快さ
レ・ガレンヌはブラニ村の斜面上部に位置し、軽快でフィネスのあるワインを生む1級畑。丘の頂上の森に近い南東向きの畑で、石灰岩の岩盤が下層に走り、小石や貝の化石が混じっている。ボディで圧倒するタイプではなく、風が吹き抜け様な心地よさと、緊張感を伴うミネラル感が詰まっている。これもピュリニー・モンラッシェの繊細さを表現する1つのタイプ。
Puligny Montrachet Les Nosroyes
ピュリニー モンラッシェ レ ノロワイエ
ピュリニー・モンラッシェらしい石のようなミネラル感と、塩気あふれる味わいが特色
レ・ノロワイエはレ・ペリエールの下にある立地に恵まれた1級畑。ルフレーヴのピュリニー・モンラッシェのヴィラージュの多くがこのクリマから生まれる。斜面の中腹にある1.13ヘクタールの畑は水はけがよく、ピュリニー・モンラッシェらしい石のようなミネラル感と、塩気あふれる味わいが特色。控えめな20%新樽で12か月間、ステンレスタンクで6か月間熟成される。
Meursault Les Meix Chavaux
ムルソー レ メ シャヴォー
ルーロにひけをとらないフィネスと透明感
オーセイ・デュレスとの境界にある斜面の中腹の0.5ha。北東向きの表土が薄く、石の多い粘土石灰岩土壌。レモンオイル、白桃、丸い石、スリムで繊細だが、ほのかなヴァニラが厚みを与えている。カシューナッツ、潮の飛沫、オーセイ・デュレスからの冷気の影響を受け、緊張感をはらんでいる。活力のあるフィニッシュ。同じ区画で造るルーロにひけをとらないフィネスと透明感があるが、価格ははるかに安い。
Meursault Clos du Cromin
ムルソー クロ デュ クロマン
ムルソー特有の石の多い土壌ではなく、リッチな土壌のため、豊満なワインが生まれる
クロ・デュ・クロマンはムルソー村の真北に位置し、かつては赤も白も造られていた畑。南から南東向きの粘土の深い土壌の1.42ヘクタールの区画から生まれる。ヴォルネイの丘の底部に位置し、ムルソー特有の石の多い土壌ではなく、リッチな土壌のため、豊満なワインが生まれる。白桃の香りとバタリーな味わいで、古典的なムルソーのスタイルを表現している。
Beaune Blanc En Lulunne
ボーヌ ブラン アン リュリュンヌ
塩味とほろ苦さの交じる繊細な味わい、標高の高さからくるリニアなフィニッシュ
ポマールとの境界にある南向き斜面の上部。0.24ha。スイカズラ、白桃のコンポート、赤いリンゴ、まろやかなテクスチャー、下半身の安定したストラクチャーと丸い果実のバランスが極めてボーヌ的です。
Corton Les Combes
コルトン レ コンブ グラン クリュ
エネルギーあふれるグランクリュ
コルトン・レ・コンブはアロース・コルトン村の南南東向き斜面の下部に位置するグランクリュ。色の深い赤土で、表土にはシルトが混じっている。ジューシーで、フレッシュな赤系果実や野いちごのアロマがあふれるフレッシュなワイン。
Volnay Ronceret
ヴォルネイ ロンスレ プルミエクリュ
ヴォルネイ・シャンパンの下に位置するプルミエクリュ。ヴォリューム感とグリップのあるヴォルネイらしいワイン。
土壌は深く、礫や小石が多く、地質年代はバトニアン期。1958年に植えられた0.4ヘクタールからワインは造られます。ヴォルネイらしい、花の香り、芍薬、赤系果実のアロマが詰まり、メローで、活力のあるフィニッシュが続きます。
Volnay Vieilles Vignes
ヴォルネイ ヴィエイユ ヴィーニュ
ポマールを思わせるスパイシーな風味とクローヴや野いちごのアロマたっぷりのエネルギー溢れるワイン
ヴォルネイ村の南東部に位置するプルミエクリュのロンシエの下部に位置するオーシー、エシャール、ジュエレ、クロ・マルタンの4区画のブレンドから生まれる。総面積は1.28ヘクタール。堆積土壌の交じる石灰岩質土壌。
Beaune Greves
ボーヌグレーヴ プルミエ クリュ
説明不要のボーヌのトップ・プルミエクリュ。数あるボーヌ・グレーヴの中でも上位グループに入る豊かさと深みのあるワイン
南東向きの斜面中腹の砂と石交じりの粘土石灰岩土壌。1960-80年に植えた。1.04ha。ボーヌらしいストラクチャーのあるフルボディ。ダークラズベリー、野いちご、きめ細かなタンニン、シルキーで、抜けが良く、豊かさと深みがあり、長期熟成するのは間違いないです。滋味を帯びた長いフィニッシュ。数あるボーヌ・グレーヴの中でも上位グループに入ります。
CHAMBOLLE MUSIGNY
シャンボール ミュジニー
赤い果実が躍るような香りの非常にエレガントなワイン
ジェノ ブーランジェールのシャンボール ミュジニーの区画は、村の南端に位置し、よりエレガントなシャンボールが生まれる傾向にあります。このワインは、純粋な赤い果実とバラの香りを持ち、ローズマリーの含みを持つ、アロマを示しています。口に含むと非常にシルキーで豊かな味わいですが、素晴らしい酸味があり、新樽のニュアンスは感じられません。 このワインは今後10年以上に渡って素晴らしいパフォーマンスを見せてくるでしょう。
Pommard Vieilles Vignes
ポマール ヴィエイユ ヴィーニュ
普段はボルドーなど重厚感のあるワインがお好きな方にもおすすめしたいエネルギッシュなピノ・ノワール
1950年に植えたLes Echardsを含む4区画1.28haのブレンド。スミレ、ラズベリー、野いちご、ビロードのようなテクスチャー、しなやかなタンニン、太い果実のあるフルボディ。表現力があり、豊かなエネルギーが詰まっています。アーシーなフィニッシュを迎えます。
BACHELET MONNOT バシュレ モノ
マランジュのイメージを変える次世代スター
BATARD MONTRACHET
バタール モンラッシェ
年間約900本しか造られない貴重なグランクリュ
年間約900本しか生産されない、バシュレ・モノを代表する貴重なグランクリュです。洋ナシやドライフルーツ、白い花などのアロマが溢れ、非常に上品なテクスチャーと穏やかな酸味の素晴らしいバランスが特徴的。長く、ピュアでスパイシーなフィニッシュを備えています。
PULIGNY MONTRACHET LES FOLATIERES
ピュリニー モンラッシェ 1er レ フォラティエール
最もピュリニーの特徴を表現しているプルミエクリュ
レ・フォラティエールはクロ・ド・ラ・ガレンヌの下に位置しており、小石が混じる石灰粘土質の土壌です。最もピュリニーの特徴を表しているとされます。柑橘類や白い花、ハチの巣のアロマが広がり、凝縮感がある力強い味わいと素晴らしく長い余韻を楽しめます。
PULIGNY MONTRACHET LES REFERTS
ピュリニー モンラッシェ 1er クリュ レ ルフェール
果実のアロマが溢れるリッチでふくよかなワイン
レ・ルフェールはムルソーのシャルムに隣接する畑で石灰粘土質土壌です。プラムや白桃、レモンの複雑で新鮮な果実のアロマが漂います。ミディアムからフルボディでサテンのようなテクスチャー。ピリッとした味わいとリッチでチョーキーな余韻へと続きます。
PULIGNY MONTRACHET HAMEAU DE BLAGNY
ピュリニー モンラッシェ 1er クリュ アモー ド ブラニー
ミネラル感豊かな「石と花」を連想させるワイン
アモー・ド・ブラニーはラ・ガレンヌとラ・トリュフィエールに挟まれたムルソー寄りの区画で石灰質が強いのが特徴です。青リンゴ、レモンやバーベナなどの花のアロマ。純粋で表現力があります。ミディアムボディでふくよか、ピリッとした豊富な酸味と塩気のあるフィニッシュ。ピュアでエレガント、且つタイトでミネラリーなワインです。
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