シャトー カノン 2017 Chateau Canon フランス ボルドー 赤ワイン

商品番号 2504-1-125
[ 1,100 ポイント進呈 ]
クール便対応可能
通常販売価格(税込) ¥ 22,000 税込
会員メンバー価格(税込) ¥ 19,800 税込
在庫数 10

サン・テミリオン屈指のテロワールが育む、気品あふれる逸品

畑は粘土質石灰岩を主体に、一部は砂礫質の土壌で構成されています。緩やかな傾斜の区画にはメルローを、勾配のある区画や砂礫質のエリアにはカベルネ・フランを植栽。ヴィンテージにもよりますが、フレンチオーク(新樽率約50%)で18カ月間の熟成を経てリリースされます。
ワインは、エレガントな香りを持ち、サン・テミリオンの中でも特に繊細で、長い余韻が特徴のスタイル。若いうちは力強く、男性的な印象がありますが、熟成を重ねるごとに滑らかさが増し、なめし革や杉、甘く濃厚なプルーンといった奥行きある香りが現れます。長期熟成に耐えるポテンシャルを持ち、時間とともにその真価を発揮していく、まさに「育つ」一本です。

果実のアロマが優雅に広がり、香りと味わいの両面でエレガンスが際立つ一本

深みのある紫がかった赤色。グラスに注ぐと、ブラックチェリーやリキュール漬けのさくらんぼ、プラムといった豊かな果実の香りが広がります。そこにバラや紅茶、黒オリーブ、湿った土のような落ち着いた香りがほのかに重なります。
口当たりはミディアムボディで、とても上品で洗練された印象。きめ細やかでやわらかなタンニンと、自然な酸が見事に調和し、ミネラル感のある長い余韻へと続きます。
セパージュ:メルロー77%、カベルネ・フラン23%

生産者
シャトー カノン
Chateau Canon
ヴィンテージ
2017
容量
750ml
解説
パーカーポイント: 96+点
予想される飲み頃:2021 - 2045

Deep garnet-purple in color, the 2017 Canon bursts from the glass with expressive notions of baked black cherries, kirsch, plum preserves and black raspberries plus hints of red roses, Ceylon tea, black olives and fertile loam. Medium-bodied, the palate is wonderfully elegant and refined, with a soft, finely grained texture and seamless freshness, finishing long and mineral laced. The blend is 77% Merlot and 23% Cabernet Franc and it was aged for 18 months in French oak, 50% new.
(The Wine Advocate, Mar 17, 2020)

「シャネル」が所有する、右岸の好立地に佇む実力派シャトー

シャトー カノン Chateau Canon

シャトーの歴史は1760年、フランス海軍の将校ジャック・カノン氏がこの地を手にしたことから始まります。彼はこの土地の並外れたポテンシャルを見抜き、当時植えられていた穀物を取り除き、ブドウ畑へと一新。その先見の明が、今日のシャトー・カノンの礎となりました。

畑は、サン・テミリオン南西部の特に評価の高い丘陵地帯に位置し、第一特別級の多くのシャトーが集中するエリアに22haを所有。主に粘土質石灰岩からなる土壌には、緩やかな斜面にメルローを、傾斜の強い区画や砂礫質の土にはカベルネ・フランを配し、理想的なバランスを追求しています。そのワインは、気品あるアロマと凝縮した果実味、洗練された力強さを兼ね備え、熟成とともに革や杉、甘いプルーンといった深みのある香りが広がります。真の魅力が花開くのは、時間という名の熟成を経たとき。その奥行きある味わいは、多くの愛好家を魅了し続けています。

また、1996年、シャトーは有名ブランド「シャネル」のオーナーとして知られるヴェルテメール家の所有となり、世界の注目を集めました。同家はそれに先立ち、1994年にマルゴーの第2級シャトー「ローザン・セグラ」を取得。醸造設備の刷新や畑の見直しなど、大規模な品質向上への取り組んでおり、シャトー・カノンにもその手腕が継承されることとなりました。シャトー・カノンでは、セラーの改修やブドウの再植樹、畑の区画整理といった抜本的な改革が進められ、醸造環境のさらなる向上が図られました。現在は「ローザン・セグラ」と同様、かつて「ラトゥール」で腕を振るった醸造家、ジョン・コラザ氏が中心となり、その改革を牽引しています。

こうした取り組みは着実に成果を上げており、シャトー・カノンの品質と評価は近年大きく高まっています。ワイン評論家ロバート・パーカー氏も「現時点ではまだ十分な名声を得ていないが、新しいオーナーは野心的であり、将来が非常に楽しみなシャトー」と評しています。
歴史と革新が調和するシャトー・カノンは、今まさに新たな輝きを放とうとしています。熟成の魅力はもちろん、これからの進化にもぜひご注目ください。


シャトー カノン 一覧へ

1000円ポイント