モロー ノーデ シャブリ プルミエ クリュ モンマン 2022 Moreau Naudet Chablis 1er Cru Montmains フランス ブルゴーニュ 白ワイン 新入荷

商品番号 2509-1-025
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冷涼な気候と丁寧な醸造が生む、若いうちから熟成の趣を感じるキュヴェ

モンマンの畑は、シャブリの町を挟んでグラン・クリュの丘の反対側(セラン川左岸)に位置し、日照に恵まれつつも冷涼な気候が特徴です。
このキュヴェは、南西向き斜面に広がる0.64haの区画の石の多い粘土石灰質土壌で育つ、平均樹齢35年のブドウから造られます。収穫は手摘みで、その場で選果。全房のまま3時間半かけてやさしく圧搾し、10~12時間の前清澄を経て、野生酵母による自然発酵を開始。約3カ月かけてアルコール発酵が進み、マロラクティック発酵も自然に行われます。その後、澱とともに24カ月間熟成。近年の晴天続きの影響を受け、近年はすべてステンレスタンクでの熟成が採用されています。熟成中に一度澱引きを行い、瓶詰め前にロットごとにアッサンブラージュ。自然清澄を経て、無濾過または軽い珪藻土濾過で瓶詰めされます。開栓直後から広がる香りと品格、火打ち石のようなミネラル感が魅力。若いうちから熟成の片鱗を楽しめる一本です。

芳醇な果実香とミネラルが織りなす、まろやかな口当たりと優雅な余韻の白ワイン

やわらかな木の香りに、爽やかで華やかな花の香りが重なり、アカシアや洋ナシ、ほのかにヨウ素を思わせるニュアンスが引き立ちます。味わいは丸みがあり、ゆったりとした口当たり。しっかりとしたコクに加え、ハーブやミネラル感のある余韻が続きます。フィニッシュには心地よい酸が広がり、ほどよい旨みが長く残ります。ソーセージやハムなどの豚肉加工品など、塩気のある料理と好相性です。

生産者
モロー ノーデ
Moreau Naudet
ワイン名
シャブリ プルミエ クリュ モンマン
Chablis 1er Cru Montmains
ヴィンテージ
2022
容量
750ml

唯一無二の個性を備え、ラヴノーやドーヴィサに迫る評価を得るシャブリの新星

モロー ノーデ Moreau Naudet

シャブリの大御所ラヴノー、ドーヴィサに続き、トップレンジに名を連ねる存在となりつつある注目のドメーヌ。2004年にステファン・モロー・ノーデが引き継いで以来、品質は飛躍的に向上し、アリス・エ・オリヴィエ・ド・ムール、パトリック・ピウズと並んで「シャブリ・ニュージェネレーション御三家」の一角として注目を集めるようになりました。

しかし2016年、ステファンが急逝。妻ヴィルジニがドメーヌを継承しました。直後は将来を案じる声もありましたが、欧米での評価は揺らぐことなく、醸造チームの結束は一層強固に。細部にわたるこだわりも磨かれ、2019年版『ギド・デ・メイユール・ヴァン・ド・フランス』では「弛まぬ努力は昇格に値する」と評され、二つ星へと格上げされました。

栽培面積は22ha。プティ・シャブリや村名シャブリに加え、一級ラ・フォレ、モンマン、ヴァイヨン、モンテ・ド・トネール(シャプロ)、そして特級ヴァルミュールまで多彩な区画に広がります。多くが樹齢50年以上で、ドーヴィサやラヴノーのリューディに隣接する区画も含まれています。畑は有機栽培で耕され、シャブリでは珍しく全区画で手摘みを実施。収量を抑えることで土地の個性を際立たせ、厳しい選果によって半分以上のブドウをネゴシアンに回し、最良の果実のみを自社瓶詰めに使用します。醸造においても同様の哲学が貫かれており、産業化以前の伝統的手法を踏襲。ヴァンサン・ドーヴィサの影響を受けつつ、畑の耕耘、有機栽培、手摘み収穫、全粒圧搾、野生酵母発酵、自然清澄、長期かつ緩やかな樽熟成といった、可能な限り自然なアプローチを徹底しています。

こうして生まれるワインは、ピュアな果実味とテロワール由来のミネラル感に、深い構造と複雑性を兼ね備えた唯一無二の個性を放ちます。モロー・ノーデのワインは、シャブリが「痩せてつまらない」という先入観を覆し、コート・ドール最高峰の白ワインに比肩し得る質感と魅力を備えているのです。

■ラベルについて
人の手仕事と大地の結びつきを象徴する「ブドウを摘む手と土」が描かれています。これはディディエ・ダグノーの助言により採用されたデザインで、ドメーヌの哲学を視覚的に表現しています。


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