モロー ノーデ シャブリ プルミエ クリュ ヴァイヨン 2022 Moreau Naudet Chablis 1er Cru Vaillons フランス ブルゴーニュ 白ワイン 新入荷

商品番号 2509-1-026
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複数区画の個性が織りなす、ミネラルと奥行きを備えた秀逸なヴァイヨン

ドメーヌを代表する優れたワインのひとつで、複数の区画から収穫されたブドウをブレンドして造られます。それぞれの個性が絶妙に調和し、このキュヴェの多彩で奥行きある表情を見事に引き出しています。
ヴァイヨンの畑の南東向き斜面中腹に位置するRoncieresとLes Epinottesの区画は、粘土を多く含む土壌で、ワインにしっかりとした密度とまろやかな質感をもたらします。また、最も重要とされるのが、石灰質で石の多いSecherの区画。樹齢75年以上の古木が育つこの区画は、ワインにヨウ素を思わせる香りやスパイスのニュアンス、そしてヴァイヨン特有の上品なほろ苦さを与える独特のミネラル感をもたらします。通常、ブレンドの約30%を占め、全体に力強い骨格と奥行きを加える重要な役割を担っています。
醸造は区画ごとに個別に行われ、ステンレスタンクと古樽の両方で発酵・熟成されたのちにブレンド。プルミエ・クリュらしい凝縮感と複雑さを備えた、完成度の高いワインに仕上がっています。

華やかさと個性が共演する、熟成とミネラルが響き合うシャブリの逸品

花の香りにエキゾチックな果実、柑橘や熟した桃を思わせるニュアンスが重なり、そこにミネラル感が加わります。バターのように滑らかな果実の質感は、イキイキとした酸に包まれ、緻密で活力ある味わいを構成。香り高く華やかでありながら、個性的な存在感を放ちます。芳醇な香りとともに広がる複雑味や熟度、繊細なタッチが、シャブリならではのテロワールを見事に映し出しています。あらゆる魚介料理と好相性。

生産者
モロー ノーデ
Moreau Naudet
ワイン名
シャブリ プルミエ クリュ ヴァイヨン
Chablis 1er Cru Vaillons
ヴィンテージ
2022
容量
750ml

唯一無二の個性を備え、ラヴノーやドーヴィサに迫る評価を得るシャブリの新星

モロー ノーデ Moreau Naudet

シャブリの大御所ラヴノー、ドーヴィサに続き、トップレンジに名を連ねる存在となりつつある注目のドメーヌ。2004年にステファン・モロー・ノーデが引き継いで以来、品質は飛躍的に向上し、アリス・エ・オリヴィエ・ド・ムール、パトリック・ピウズと並んで「シャブリ・ニュージェネレーション御三家」の一角として注目を集めるようになりました。

しかし2016年、ステファンが急逝。妻ヴィルジニがドメーヌを継承しました。直後は将来を案じる声もありましたが、欧米での評価は揺らぐことなく、醸造チームの結束は一層強固に。細部にわたるこだわりも磨かれ、2019年版『ギド・デ・メイユール・ヴァン・ド・フランス』では「弛まぬ努力は昇格に値する」と評され、二つ星へと格上げされました。

栽培面積は22ha。プティ・シャブリや村名シャブリに加え、一級ラ・フォレ、モンマン、ヴァイヨン、モンテ・ド・トネール(シャプロ)、そして特級ヴァルミュールまで多彩な区画に広がります。多くが樹齢50年以上で、ドーヴィサやラヴノーのリューディに隣接する区画も含まれています。畑は有機栽培で耕され、シャブリでは珍しく全区画で手摘みを実施。収量を抑えることで土地の個性を際立たせ、厳しい選果によって半分以上のブドウをネゴシアンに回し、最良の果実のみを自社瓶詰めに使用します。醸造においても同様の哲学が貫かれており、産業化以前の伝統的手法を踏襲。ヴァンサン・ドーヴィサの影響を受けつつ、畑の耕耘、有機栽培、手摘み収穫、全粒圧搾、野生酵母発酵、自然清澄、長期かつ緩やかな樽熟成といった、可能な限り自然なアプローチを徹底しています。

こうして生まれるワインは、ピュアな果実味とテロワール由来のミネラル感に、深い構造と複雑性を兼ね備えた唯一無二の個性を放ちます。モロー・ノーデのワインは、シャブリが「痩せてつまらない」という先入観を覆し、コート・ドール最高峰の白ワインに比肩し得る質感と魅力を備えているのです。

■ラベルについて
人の手仕事と大地の結びつきを象徴する「ブドウを摘む手と土」が描かれています。これはディディエ・ダグノーの助言により採用されたデザインで、ドメーヌの哲学を視覚的に表現しています。


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