トロ ボー サヴィニ レ ボーヌ プルミエ クリュ ラヴィエール 2021 Tollot Beaut Savigny Les Beaune 1er Cru Lavieres フランス ブルゴーニュ 赤ワイン

商品番号 2504-1-112
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販売価格 ¥ 11,000 税込
メンバー価格 ¥ 9,800 税込
在庫数 12

長期熟成のポテンシャルを備え、タンニンと酸のバランスが優れたキュヴェ

ペルナン・ヴェルジュレス側の斜面上部に位置する一級畑「ラヴィエール」から生まれるキュヴェ。ドメーヌでは、平らで大きな石が多く見られる石灰質土壌の区画を2ha所有しており、ここからは長期熟成に適した骨格と、ふくよかなスタイルを備えたワインが生まれます。
 収穫は手作業で行い、ブドウは基本的に全て除梗。発酵はコンクリートやステンレスタンクを用い、約10日間かけて進められます。自然な風味を大切にするため、低温マセラシオンは行いません。熟成は木樽で16~18カ月間。豊かな果実味に、タンニンと酸が調和した、上品でバランスの取れた味わいに仕上がります。

熟した果実の芳醇な香りが立ち上る、調和のとれたエレガントなワイン

クランベリーやラズベリー、野バラを思わせる繊細で華やかな香りが印象的。しなやかなタンニンときれいな酸が調和し、柑橘のニュアンスが爽やかに広がる余韻へと導きます。芯のあるスタイルで、バランスの良いエレガントなワインです。飲み頃は2026年~2042年。生産量600ケース。

生産者
トロ ボー
Tollot Beaut
ワイン名
サヴィニ レ ボーヌ プルミエ クリュ ラヴィエール
Savigny Les Beaune 1er Cru Lavieres
ヴィンテージ
2021
容量
750ml
解説
ヴィノス: (88-90)点
予想される飲み頃:2024 - 2032

The 2021 Savigny-lès-Beaune Les Lavières 1er Cru has an attractive nose with light cranberry, raspberry and briary scents. There's a ne denition, if not huge intensity. The palate is medium-bodied with pliant tannins, a crisp line of acidity and a gentle grip toward the citrus-fresh nish. This works better than the Choreylès-Beaune
(Vinous, Jan 2023)

高い品質で星付きレストランからも信頼される、ショレイ・レ・ボーヌの名門

トロ ボー Tollot Beaut

1880年、初代フランソワ・トロ氏がショレイ・レ・ボーヌ村にブドウを植えたことから始まった、歴史あるドメーヌです。2代目アレクサンドル氏の妻「ボー」家の姓と合わせて「トロ・ボー」の名が誕生しました。ブルゴーニュでも早い時期からドメーヌ元詰めに取り組んだ、先駆的な存在でもあります。

ショレイ・レ・ボーヌをはじめ、アロース・コルトン、ボーヌ、サヴィニー・レ・ボーヌに計24haの畑を所有。特にコルトンの丘には「コルトン・ブレッサンド」「コルトン・シャルルマーニュ」、クリマ名のない「コルトン(コルトン・コンブ由来)」といった特級畑を有し、村を代表する造り手として知られています。

ドメーヌが手掛けるワインは果実味が豊かでタンニンが丸く、熟成を経て複雑さが増す、力強くもエレガントなスタイルが魅力。ヴィンテージごとのブレも少なく、安定した品質と洗練された親しみやすさで、ミシュラン星付きレストランを含む多くの場で高く評価されています。

ワイン造りで最も重視するのは「畑仕事」で、ACブルゴーニュからグラン・クリュに至るまで、全ての畑を同様に丁寧に管理。フィロキセラ禍後、馬による耕作に適した植樹密度に見直したことで、ブドウは地中深くまで根を張るようになり、テロワールを忠実に反映した健全な果実が育つように。リュット・レゾネを実践し、日当たりや風通しを確保する樹冠管理、病害を防ぐための全樹チェックなど、緻密な作業を惜しみません。収穫は手摘み、醸造は伝統的手法を用い、新樽率はACブルゴーニュと村名で20~30%、グラン・クリュで約50%に抑え、果実味を尊重。16~18カ月の樽熟成を経て瓶詰めされ、ピュアな果実味とテロワールが繊細に表現された、優美で雑味のない味わいに仕上がります。

革新にも積極的で、1999年ヴィンテージから導入された厚みのあるオリジナルボトルは、コルクとの密着性を高め、熟成に適した形状を実現。2014年には光学式選果機や、重力を活用して種を潰さずに除梗できる新機械も導入。現在は3代目兄弟の子どもたち、ジャン・ポール(アンヌ・グロの夫)、オリヴィエ、ナタリーが運営を担い、伝統を守りながら進化を続けています。


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