【パーカーポイント (94 - 96)点】
ピエール モレ ムルソー プルミエ クリュ ペリエール 2019 Pierre Morey Meursault Perrieres フランス ブルゴーニュ 白ワイン

商品番号 2203-2-047
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販売価格 ¥ 27,500 税込
メンバー価格 ¥ 22,800 税込
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クラシックなフルボディ、リッチでスパイシーなスタイル

ペリエールの下部に位置するこの区画は、ムルソーの南側、ピュリニー・モンラッシェのコミューンの端にあります。非常に石の多い土壌で、風もなく日当たりもよく、地表の無数の石に反射する太陽の光で暑さが増すという理想的な環境です。驚くべき構造を持つワインで、力強く、細かい凝縮感と長くミネラルのあるフィニッシュが素晴らしいワインです。長い期間(最低でも6年から10年)保存が可能で、瓶内熟成で、より親しみやすくなるワインです。

生産者
ピエール モレ
Pierre Morey
ワイン名
ムルソー ペリエール
Meursault Perrieres
ヴィンテージ
2019
容量
750ml
解説
パーカーポイント: (94 - 96)点
予想される飲み頃:NA

The 2019 Meursault 1er Cru Les Perrières is brilliant, unwinding with scents of citrus oil, crisp Anjou pear, green apple, white flowers, crushed chalk and toasted wood. Medium to full-bodied, chiseled and incisive, it's electric and tightly wound, with terrific concentration, appreciable structuring dry extract and a long, mineral finish. As I've written before, Pierre Morey farmed this 0.55-hectare parcel before acquiring it at the end of the 1980s, and the composition of the soils suggests that this was the location where rejected stones from the quarry that lends the climat its name were discarded.
(January 2021 Week 2, The Wine Advocate, 15th Jan 2021)

ルフレーヴの総管理者として20年の実績を持つ偉大なムルソーの造り手

ピエール モレ Pierre Morey

モレ家の歴史
 
ブルゴーニュのモレ家の起源は16世紀に遡り、モレと名のつく他のドメーヌ同様、もともとはシャサーニュ・モンラッシェの出身でした。一族がムルソーに移住したのは18世紀末で、それ以降、ムルソーでブドウ栽培を続けており、それぞれの世代がブドウ畑、そしてワインに携わってきました。
ピエール・モレの父、オーギュスト・モレが、1935年にコント・ラフォンの小作人の一人になったことで、ムルソーのモレ家の歴史は加速することになるのです。オーギュストや1971年に加わったピエールは、数少ない自社のブドウ畑に加えて、ラフォンの素晴らしいムルソーのプルミエクリュの畑(ペリエール、ジュヌヴリエール、シャルム)、さらにはグランクリュのモンラッシェの区画で、ワインを造るという素晴らしい機会を得たのです。

ルフレーヴの栽培醸造責任者就任、そして、ビオディナミへの転換

1984年、ドミニク・ラフォンがラフォン家で初めての栽培醸造家になると、折半耕作の契約期間を延長せず、ラフォン家のすべての畑を自ら耕作することになったため、ブドウ畑の撤収は徐々に進められ、1991年までに「ピエール・モレ」は多くの畑を失いました。
しかし、ドメーヌ・ルフレーヴのヴァンサン・ルフレーヴは、自身のドメーヌの栽培醸造責任者として1988年にピエールを採用しました。この間、彼は畑仕事とワイン醸造のすべての技術的な側面を担当していました。
ルフレーヴ在籍中、ピエールはブドウの木の病気を目の当たりにし、化学薬品の販売担当者が散布プログラムを決定し、事態を悪化させていることに気づきました。アンヌ=クロード・ルフレーヴは、ビオディナミ農法の第一人者である二コラ・ジョリーのセミナーに参加し、ビオディナミ農法の素晴らしさを実感し、すぐに実験を始め、1997年には全ての畑で実践し、ブルゴーニュにおいてビオディナミのパイオニアとなりました。
ピエールは、彼の家族経営の小さなドメーヌと並行して、2008年7月までの20年間、アンヌ=クロード・ルフレーヴとともに過ごし、ビオディナミ農法を実践するなどピュリニー・モンラッシェの偉大なワインの歴史の中で重要な役割を果たしました。
彼は、ルフレーヴと同様に1992年にビオディナミの手法を取り入れた有機栽培(エコサート認証)を開始し、1998年からはビオディナミ農法(ビオディヴァン認証済)に完全に移行しました。
ピエールの娘アンヌがドメーヌで働き始めたのもこの頃です。彼女は、深い情熱と魅力的なエネルギーを持っており、現在は共同経営者として活躍しています。
2020年の収穫からジャン=ヴィクトールが完全にドメーヌに加わり、3世代が一緒に働くことができるようになりました。

テロワールを余すところなく表現したワイン

手摘みで収穫された白ワイン用のシャルドネは、選別され、軽く破砕された後、穏やかにプレスされ、圧搾終了後の果汁はほとんど清澄されません。その後、樽(オーク樽)に入れられ、アルコール発酵が行われます。発酵が終わると、クリスマス頃まで週2~3回、時にはマロラクティック発酵が始まるまでのバトナージュを行います。ブレンドのための最初の澱引きは夏に行われ、その後、ワインは細かい澱とともに再び樽に入れて熟成させます。
多様性に富んだブルゴーニュのテロワールを余すところなく表現するために、熟成期間はヴィンテージによって異なりますが、アリゴテで12ヶ月から16ヶ月、シャルドネで16ヶ月から24ヶ月となっています。
熟成中のワインはオーク樽の中で目覚め、成長し、フィネス、エレガンス、純粋さ、調和が取れ、ミネラルに恵まれた最高のワインへと進化していきます。


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