【ワインスペクテーター 94点】
アンリ ジロー フュ ド シェーヌ MV17 NV 木箱入り アンリジロー アンリ・ジロー アイ グラン クリュ Henri Giraud Fut de Chene MV17 フランス シャンパン シャンパーニュ

商品番号 2308-1-116-s
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アルゴンヌの森の樫で造られた特別な樽で熟成された、エレガントで風味豊かな逸品

「フュ・ド・シェーヌ(木樽)」のネーミング通り、このシャンパーニュは シャンパーニュ地方のアルゴンヌの森の樫で作られる特別な樽で12ヵ月熟成される。19世紀の終わりころまでは、アルゴンヌ産の木樽は、繊細なシャンパーニュを優美に育て上げるとして、重用されていたがその伝統は一時途絶えていた。現当主のクロード・ジロー氏は、オーク職人であるカミーユ・ゴティエ氏を訪ね、かつてのアルゴンヌ産ピエス(228L入り小樽)を復活させた。その後も、 毎年かのボルドーの5大シャトー、ラトゥールとともに樽の研究が重ねられており、とくにアルゴンヌの森のオークは、アイ村のグラン・クリュのブドウと非常に親和性が高いと言われている。
フュ・ド・シェーヌの特徴は、木樽による熟成のみならず、14つの畑の計30区画から厳選される、多様性に富んだブドウにもある。さらにプレスティージュ・キュヴェには珍しく、複数ヴィンテージのワインをブレンドしたマルチヴィンテージのシャンパーニュであるため、その多様性は一層深まる。ブドウは完熟するのを待って全て手摘みし、果汁の圧搾後は低温浸透法で清澄、木樽での熟成と6年ものの瓶内熟成を経て、手作業で打栓し、完成される。

■味わい
泡がしっかりと絶え間なく立ち上る、イエローゴールドの美しい外観。グラスに注ぐと、煮詰めたイチジクやトロピカルフルーツの砂糖漬け、洋梨のリキュールの凝縮された香りと、フレッシュミントや香ばしいトーストのようなアロマが溢れ出す。口当たりはクリーミーで丸みのあるしっかりとしたボディが特徴。ミネラル由来のほのかな塩味を伴ったふくらみのある味わいは、樽の風味が見事に調和した好例と言える。余韻には蜂蜜やジンジャーのニュアンスも感じられる、個性溢れるシャンパーニュ。

生産者
アンリ ジロー
Henri Giraud
ワイン名
フュ ド シェーヌ MV17
Fut de Chene MV17
ヴィンテージ
NV
容量
750ml
解説
ワインスペクテーター: 94点
予想される飲み頃:2022 - 2027

A vivid Champagne, with lime blossom, graphite and ground cardamom notes serving as a fragrant thread that winds through flavors of baked white peach and pineapple fruit, coffee liqueur, candied mandarin orange peel and fleur de sel. The mousse is fine and creamy, a luxurious layer wrapping the racy spine of acidity. Drink now through 2027.?
(Wine Spectator, Nov 30, 2022)

樽使いの魔術師

アンリ ジロー Henri Giraud

アンリ・ジローの歴史は創業者フランソワ・エマールが1625年、アイ村に畑を手に入れたことから始まります。現在のアイ村の所有畑は8ha。12代目のクロード・ジローが樽使いにこだわる「フュ・ド・シェーヌ 1990」を世に出し、世界的な注目を集めました。アイ村出身のセバスチャンは1973年生まれ。アンリの娘と結婚し、シャンパーニュでビオディナミを先駆的に研究した醸造家ジョルジュ・アルディからシャンパーニュ造りを学びました。

樽で森のテロワールを表現する

アンリ・ジローは樽使いの魔術師と呼ばれます。2016年に醸造施設からステンレスタンクをなくして、卵型コンクリート槽や樽を発酵や熟成に使っています。

かつてはランスに大勢いた樽職人がいなくなったため、アンリ・ジローは自らアルゴンヌの森に分け入って、190-300年の高樹齢の木から、良質の樽材を探します。樫の木が育つテロワールの違いが、シャンパーニュに映し出されます。アンリ・ジローのシャンパーニュは、樫の木の区画によって、下草やキノコの香りが出たり、果実が前面に出る場合もあります。

ピノ・ノワールに強いアイ村のメゾン

アイ村はヴァレ・ド・ラ・マルヌの中でも優れた村の集まるグランド・ヴァレ・ド・ラ・マルヌの筆頭格です。日照時間の長い南向き斜面は、マルヌ川の反射を受けて熟度が上がる一方で、川から吹く涼しい風がフレッシュ感をもたらします。石灰岩土壌がベースですが、崩落した土壌がたまる斜面下部は表土が厚い。下部はシャルドネを植えて、豊満なピノ・ノワールとバランスをとっています。


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