【パーカーポイント 94点】
シャルトーニュ タイエ レ ゾリゾー ブラン ド ノワール エクストラ ブリュット 2020 Chartogne Taillet Les Orizeaux Blanc de Noirs Extra Brut フランス シャンパン シャンパーニュ

商品番号 2509-1-082
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通常販売価格(税込) ¥ 23,100 税込
会員メンバー価格(税込) ¥ 20,800 税込

古樹のピノ・ノワールの力強さとテロワールのミネラル感が響き合う、希少な逸品

「Les Orizeaux」は、メルフィの集落南側に位置するわずか0.5haの希少な単一畑。このキュヴェは、1950年代に植えられた古樹のピノ・ノワールから造られています。砂と石灰を主体とする土壌に鉄分とわずかな粘土が含まれることで、独特のミネラル感とふくよかさが生まれます。造り手のモットーである「土地の味を表現するワインを造りたい」という想いが反映された、テロワール由来のミネラル感とピノ・ノワール100%ならではの力強さを備えた一本です。

キレのある酸が食欲を刺激する、凝縮感とエネルギーに富んだシャンパーニュ

グラスからは、洋ナシや白桃、白い花、ミントといったイキイキとした香りに、ブラッドオレンジのニュアンスが重なります。口に含むとミディアムからフルボディの厚みがあり、深みと複雑さが幾層にも広がります。凝縮感とエネルギーに富み、それを支えるイキイキとした酸が食欲を刺激し、ミネラル由来の気品ある余韻が長く続きます。

生産者
シャルトーニュ タイエ
Chartogne Taillet
ワイン名
レ ゾリゾー ブラン ド ノワール エクストラ ブリュット
Les Orizeaux Blanc de Noirs Extra Brut
ヴィンテージ
2020
容量
750ml
解説
パーカーポイント: 94点
予想される飲み頃:2025 - 2034

The 2020 Blanc de Noirs Orizeaux, disgorged in December 2024 with a dosage of two grams per liter, is showing magnificently. Sourced from old-vine Pinot Noir planted adjacent to Chartogne’s Les Barres parcel and vinified entirely in oak, it bursts from the glass with a vibrant, expressive bouquet of crisp pear, peach, white blossoms and red plum, interwoven with nuances of blood orange. On the palate, it is medium- to full-bodied, deep and layered, offering compelling complexity. The wine’s impressive concentration and energy are underpinned by tangy, mouthwatering acidity that propels it toward a long, chalk-infused finish. This is a dynamic, gastronomic Champagne?an eloquent partner for elevated culinary pairings.
(The Wine Advocate, May 09, 2025)

メルフィの稀有なテロワールに新たな輝きをもたらす、次世代を担う若き生産者

シャルトーニュ タイエ Chartogne Taillet

1683年にブドウ農家としてスタートし、1960年代からレコルタン・マニピュラン(ブドウ栽培から醸造まで自社で一貫して行う栽培醸造家の総称)としてシャンパーニュの製造を始めたシャルトーニュ・タイエ。現在はアレクサンドル・シャルトーニュが新たな時代を切り開いています。
シャルトーニュ・タイエが位置するメルフィ村は、18世紀にはヴェルズネイやアイと同じく高い評価を受けていた歴史あるワイン産地。しかし、20世紀に入り戦争の影響でブドウ畑が壊滅的な打撃を受け、その後復興されたものの、かつての栄光は失われました。アレクサンドルは、その名誉を取り戻すべく意欲的に挑戦を続けています。

大学での卒業研修でジャック・セロスのアンセルムに学び、深い影響を受けたアレクサンドルは、「ブドウの根を正しく伸ばす技術」と「自然環境に配慮したワイン造り」の重要性を痛感。この経験を基に、除草剤を使用せず、手間を惜しまずに野草を管理し、空気を循環させるために畑を鋤き耕す方法や、詳細な土壌調査などを情熱的かつ柔軟なアプローチで実践しています。

メルフィ村の最大の特徴は「豊富な土壌のバリエーション」にあります。グランクリュの土壌がほとんど粘土とチョークで成り立っているのに対し、メルフィでは砂質を基に砂岩、粘土、石灰など多様な土壌が交じり合い、チョーク層の下に厚く広がっています。村内でもブルゴーニュのように、これほどのテロワールのバリエーションを見せる土地は稀です。

アレクサンドルはその多様な土壌を詳細に理解するために、DRCやジャック・セロスと同じく国際的な権威を誇る土壌学者クロード・ブルギニョンに土壌分析を依頼。土壌の特性を見極め、品種とのベストな組み合わせを模索し、独自のテロワールの表現を追い求めています。また、歴代のヴィンテージやブドウ取引に関する詳細な日記をもとに、優れた畑を選び出し、かつてのスタイルを復活。個性的なテロワールを活かし、果てしない情熱から生み出されるシャンパーニュ。その卓越した品質は世界中で高く評価され、『Le Guide des Meilleurs Vins de France』では2025年に「2つ星」を獲得。そしてわずか1年後、2026年度版で「3つ星」へと異例のスピード昇格を果たし、メルフィの地に新たな輝きをもたらしています。


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