DRC
ルロワ
ラフィット
ペトリュス
サロン
ルイ・ロデレール
オーパス・ワン
スクリーミング・イーグル
ドラピエが所有する歴史的なセラーに敬意を込めて名付けられたキュヴェ。1115年に建てられ、かつてシトー派修道士たちがワイン造りを行っていたクラルヴォー修道院に由来し、そのラテン語名を冠しています。このセラーはドン・ペリニヨンの時代よりも古い歴史を持ちます。品種は、5種のピノ・ノワールクローンに加え、ミネラル豊かなキンメリジャン土壌で育つムニエ、完熟したシャルドネ、そして古代品種のブラン・ヴレ(ピノ・ブラン)をブレンド。野生酵母のみで自然発酵させ、マロラクティック発酵も自然に委ねます。発酵後は3ヶ月の熟成を経てノンフィルターでティラージュ。瓶内二次発酵と長期熟成を経て、デゴルジュマン時には15年熟成のピノ・ノワール由来リキュールを使用し、4g/Lの低ドサージュで仕上げます。古代品種の再評価や馬耕、エチケットデザインなどを、現当主ミシェルの3人の子どもたちが協力して手がけており、カルト・ドールやブリュット・ナチュールに続く、次世代の主力キュヴェとして期待されています。
美しいグレーがかった黄金色に、きめ細かく長く続く泡が華やかに舞います。エルダーフラワーやスミレの優しい花の香りが広がり、石灰由来のミネラル感が果実の豊かさと見事に調和。口に含むとほどよい引き締まりと控えめな甘さが心地よく、ほろ苦さが味わいを引き立てます。爽やかで深みのある味わいは、マリネした魚や夏野菜のサラダと相性抜群です。
1808年創業のドラピエは、オーヴ県ウルヴィル村に本拠地があり、62haの広大な畑を所有しています。稀少なブドウ品種の伝統を守りながら、エレガンスと寛容さが絶妙にブレンドされたスタイルのキュヴェを造り出しており、世界中の評論家や愛好家に認められているメゾンです。