ラエルト フレール エクストラ ブリュット レ セット セパージュ 2005-2019 NV Laherte Freres Extra Brut Les 7 Cepages 2005-2019 フランス シャンパン シャンパーニュ 新入荷

商品番号 2504-1-180
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販売価格 ¥ 22,000 税込
メンバー価格 ¥ 19,800 税込
在庫数 51

過去への敬意と未来への挑戦を感じさせる、7品種を掛け合わせたシャンパーニュ

250年前に飲まれていたシャンパーニュの味わいを、現代に甦らせようという着想から生まれたのが「レ・セット・セパージュ」です。
 標高220m、南東向きで粘土石灰質にクォーツの小石を含む「ダンタン(d’Antan)」と呼ばれる畑に、2003年に7種の品種(プティ・メリエ、アルバンヌ、フロマントー等※品種構成はヴィンテージにより異なる)を1列ごとに混植。テロワールと古の知恵を融合させたこの区画のブドウから造られています。醸造も独自性に富み、2005年からソレラシステムで熟成されたリザーヴワインを、収穫年のベースワインに約40%ブレンド。これにより、奥行きと複雑さを兼ね備えた味わいが生まれます。ドサージュは控えめ。瓶内熟成36ヶ月後、手作業でデゴルジュマンを行い、さらに1年間の熟成を経てリリース。伝統と革新が静かに交わる、ラエルト・フレールならではの純粋で奥深いシャンパーニュ。※品種構成はヴィンテージにより異なります

洗練された酸が幅広い料理の旨みを引き立てる、美食のための究極の一本

青リンゴやオレンジピールの爽やかな香りに、ブリオッシュのニュアンスが感じられます。新鮮な果実味が口の中に広がり、レモンソルベのような爽やかな酸味が滑らかに調和しています。また、しっかりとしたミネラル感が味わいを引き締め、全体を支えています。引き締まった酸が料理に寄り添い、ローストしたスズキや鶏肉のクリーミーなソース料理まで、幅広いペアリングが楽しめます。

生産者
ラエルト フレール
Laherte Freres
ワイン名
エクストラ ブリュット レ セット セパージュ 2005-2019
Extra Brut Les 7 Cepages 2005-2019
ヴィンテージ
NV
容量
750ml
解説
パーカーポイント: 91点
予想される飲み頃:2021 - 2027

Based on the 2017 vintage, complemented by reserve wines drawn from a solera established in 2005, the newly disgorged NV Extra-Brut Les 7 delivers aromas of buttered toast, nuts, white flowers and fresh bread. Medium to full-bodied, it's elegantly fleshy, with tangy acids and a chalky, gently mordant finish.
(The Wine Advocate, Sep 24, 2021)

テロワールの多様性と古代品種の可能性を引き出す、次世代を象徴する造り手

ラエルト フレール Laherte Freres

1889年、ジャン=バティスト・ラエルトがシャヴォ村に創業した家族経営のドメーヌ。現在は7代目のオーレリアン・ラエルトが中心となり、父ティエリーとともに、ナチュラルでテロワールを映し出すシャンパーニュ造りに取り組んでいます。オーレリアンは、RM生産者の第二世代の中核的な存在としても知られています。

所有畑はエペルネ南部を中心に、ヴァレ・ド・ラ・マルヌやコート・デ・ブランを含む10村、75区画に広がり、多彩なテロワールからシャルドネ、ピノ・ノワール、ムニエのほか、フロモントー、プティ・メリエ、ピノ・ブラン、アルバンヌといった希少な古代品種も栽培しています。特に、晩熟で低収量という理由で見捨てられがちなプティ・メリエやアルバンヌに注力し、その可能性を追求しています。樹齢70年を超える古木が残る区画もあり、ブドウの根が白亜質土壌の奥深くまで伸びることで、豊かなミネラル感と奥行きのある果実を実らせています。
2005年から本格的にビオディナミを導入し、現在は全体の約7割をビオディナミ、残りもリュット・レゾネで管理。畑作業の多くを手作業で行い、健全で自然なブドウ栽培を追求しています。また、卓越した品質を次世代につなぐため、「セレクション・マサル」によって同じ古木の遺伝子を持つ苗木を、同じ根に接ぎ木する形で植え替えています。

収穫後は、シャヴォ村にある伝統的な垂直式プレス機で即日圧搾。約7割のワインを樽で醸造する、今日では数少ないドメーヌの一つです。使用する樽は、祖父母の代から受け継がれてきたものに加え、フランソワ・フレールやスガン・モローといった名門樽職人が手掛けたブルゴーニュ樽。ヴィンテージや区画ごとに丁寧に仕込み、それぞれの個性を引き出しています。瓶内熟成は24ヶ月以上、ヴィンテージものは4年以上、ドザージュも4~8g/Lに抑えることで、テロワールの魅力を際立たせています。
数あるキュヴェの中でも、「レ・ヴィーニュ・ドートルフォワ」は1948~1960年に植樹された木から、「レ・ロング・ヴォワ」は1965年と1970年植樹の木のみから造られるなど、古木へのこだわりは並外れています。
さらに挑戦的な試みとして、古代品種のプティ・メリエ、アルバンヌに、ピノ・グリ、ピノ・ブラン、そしてシャンパーニュの主要3品種を加えて醸造する「レ・セット・セパージュ」があります。栽培の難しさと低収量ゆえに失われつつあった2つの古代品種の魅力を、情熱と忍耐で見事に引き出したこのキュヴェは、シャンパーニュの未来を照らす、象徴的な1本といえるでしょう。


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